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zoom RSS スキャナー選定方法6(フィルムスキャン)

<<   作成日時 : 2007/09/26 12:10   >>

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写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

 総理大臣が変わると、なんとなく少し世の中良くなるんじゃないかと期待してしまいますね。でも大体裏切られますので、期待しないこととして、何か良いことやってくれたら儲けものという気持ちでいたいと思っております。


 前回、フィルムの入力を始めたとお伝えしましたが、フィルム入力のためのスキャナーについて少しお話します。

 最近のフラットベッドスキャナーは中クラス以上のものであれば、大体フィルム入力可能ということになっております。フィルムをスキャンする場合、プリント写真や紙文書のスキャンニングと違って非常に狭い領域をスキャンすることになります。35ミリフィルムですと36mm×24mmという小さな領域です。したがってこれを入力する場合は、取り込みの解像度を上げます。スキャナーの仕様には例えば『3200dpi対応』などと謳われてますが、プリント写真や文書の入力には必要のない値です。これはフィルム用の仕様です。

 ところで、この数値の意味するところは何でしょう? 例えば4800dpi対応と書いてあったとしたら、皆さんどうお考えですか。普通なら1インチあたり4800ドットの解像度で取り込んでくれると考えますよね。ところが、そうじゃないんです。確かにその密度で取り込みはします。1インチを4800個のドット(画素)でデータを出力してくれます。でも、注意しなくてはならないのは、画像がその細かさで解像できているかどうかは別です。

 はっきり申し上げて、解像はできてません。4800dpiなら1ドットは約0.0053ミリ(5.3ミクロン)です。フィルム上に5.3ミクロンの細い線があったら、これをスキャンするとこの線もデジタル画像で見えるかというと、多分見えません。

 どの程度の細い線が解像するかは、スキャナーのdpi値では決まらないのです。スキャナーはレンズやミラーを使ってCCD上に画像を結像させ、それを電気信号に変換しているわけですが、このレンズなどの光学系の性能が低いと解像できないのです。

 フラットベッドスキャナーは、装置の大きさをコンパクトにするため、かなり無理な設計を行ってます。レンズの性能は通常FナンバーとかNAというような数値で表現しますが、スキャナーのスペックを見てもその当たりは記載されてないのです。スキャナーをコンパクトにするためには、このFナンバーをかなり大きくしているはずです。(大きくすると解像度は落ちます。)つまり、先ほどの4800dpiの例では5.3ミクロンを解像する光学系にはなってないということです。

 それじゃあ詐欺じゃないかと言う方もおられるかもしれませんが、取り込みの密度だけは4800dpiにしてますから、まるっきりうそではないのです。でも、15ミクロンの光学解像度しかないのに、5ミクロンの密度で取り込みますというのは、どこかおかしいですよね。




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