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zoom RSS デジカメで綺麗に写す方法6(本当のISO感度)

<<   作成日時 : 2008/06/27 17:10   >>

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 前回、ISO感度が変えられるという話をしました。たとえ話として、虫眼鏡で拡大して見るようなことだとも説明しました。実際のところは、増幅ということを行っています。電気の世界では、増幅というのはいとも簡単にできるのです。身近な例では、テレビを見るときに音が小さい時、リモコンを使って音を大きくしますね。あれが増幅です。小さな信号を大きくすることです。電気の世界では、信号の大きさを表現するのにボルトという単位を使います。日本語では電圧のことです。乾電池の電圧は1.5ボルトと表現します。
 デジカメの場合、センサーの出力が2ボルトだったとします。これを5倍に増幅すれば10ボルトになるわけです。じゃあ、センサーの出力が0.1ボルトであっても100倍に増幅すれば10ボルトになるわけで、感度は一気に100倍に上げられるかというと、そういうわけには行かないのです。
 どういうことかというと、5倍にする手段、つまり増幅という手段は、信号も大きくしますが、雑音も大きくしてしまうのです。雑音のことをノイズと言います。デジカメで綺麗に写す方法2で示した写真はISO50の条件で撮った写真とISO400で撮った写真の比較でした。ISO400は上で述べたように強引に信号を増幅して写した写真ですから、ノイズも大きくなってしまったのです。
 
 結論から先に言いますと、綺麗な写真を撮りたかったら、ISO感度を低くする

ということです。
 ここまでの話で、ISO感度というのは変えられる、しかし、実際は信号を増幅することで変えているということがわかったわけです。ということは、一番低いISO感度が本当の感度で、その値以上の感度は増幅してあたかも感度が高くなったように見せかけた感度であるということがわかったわけです。

 これはどういうことがいえるかというと、本当の感度(最低の感度)が高いほど、センサーの持っている真の感度が高いということです。ですから、カメラを選ぶ基準のひとつに、この最低感度がいくつかというのを見るのも手です。
 但し、ISO100のカメラなら全て同じかというと必ずしもそうではありません。最低の感度を100とするのか80とするのかというのはそれほど明確な基準があるわけではないのです。ある一定の光の量(光の強さとシャッタを開いていた時間の掛け算)に対して、一定の出力レベルが得られるという条件で感度を規定しているのですが、どういうノイズレベルかということは規定してないのです。つまり、同じISO100というカメラがあったとしても、片方はノイズが少なく、片方はノイズが大きいということが起きるのです。

 よく、プロのカメラマンが新しいデジカメの評価を行っていますが、このカメラはノイズが多いとか少ないというようなことを言っているのは上記のようなことが起きているからです。

 ところで、なぜ、ISO50の写真はノイズが少ないのでしょうか。それは、次回に・・・

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