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zoom RSS カメラの絞りの値(F値)の意味

<<   作成日時 : 2008/08/05 19:58   >>

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 絞りの働きについては、だいたいおわかりいただけたのではないでしょうか。ところで、絞りの値(F値とかFナンバーと呼ばれています)の数値はちょっと変な数値が並んでます。一眼レフのレンズの絞りは次のような数値が並んでいます。
 1.4→2→2.8→4→5.6→8→11→16→22→32
 絞りの定義をおさらいしておきますと
    F値=焦点距離÷レンズ直径
でした。レンズ直径というのは、絞りの入ったレンズでは、絞りの径に相当します。絞りを完全に開いた状態では、レンズの仮想的な直径になりますので、交換レンズ毎に違った値を持っているわけです。
 F値の定義からもお分かりかと思いますが、レンズ直径が大きいほどF値が小さくなります。直径が大きいレンズというのは、それだけ広い角度の光を集めてくるわけですから、たくさんの光がセンサーやフィルム面に集まってくるということになるわけです。
画像

 どれだけの光を集められるかという能力は、レンズの入り口の面積で決まります。レンズの入り口の面積はレンズの直径(=絞りの直径)の二乗に比例します(円の面積は3.14×直径×直径÷4)。F値の定義を変形すると
    レンズ直径=焦点距離÷F値
となります。両辺を2乗すると
   レンズ直径の二乗=焦点距離の二乗÷F値の二乗
となります。左辺のレンズ直径の二乗はレンズの面積に比例しますから、左辺は光の量に比例する値です。つまり
光の量はF値の二乗に反比例するということです。
 そこで、先ほど並べたF値の値の逆数を二乗して、わかり易くするため100倍してみると以下のようになります。
 51→25→12.7→6.3→3.2→1.6→0.8→0.4→0.2→0.1
 いかがですか。 何か気がつきませんか? そうです、数値が半分ずつになっていますよね。絞り1.4の時は51という光量が絞りを一段絞って2にすると光量が25になるということです。つまり絞りを一段絞った時の変化は光量で二分の一の変化に相当するということです。これは非常に重要なことですので、しっかり頭に入れておきましょう。
 ついでに、F値の値が変な数値になっていたのは、もうお分かりかと思いますが、√2倍ずつ値が変わっていたということです。小数点の細かい数値を切り捨ててますので、気が付きにくいと思いますが、そんな理由があったのだと思うとなんとなくカメラが身近に感じられませんか?

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