美大生のための写真講座 by PhotoSepia

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<<   作成日時 : 2009/07/09 09:38   >>

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 私にとっては、一番難しい写真です。私は、人を撮るということの意味を考えます。風景は、その美しさや面白さに惹かれて撮ります。いつも言っているように、どこに惹かれたかということを見つけて撮ろうとします。でも、人の場合は、よほど美しい人であれば別かもしれませんが、一見したところで惹かれるというのは稀なことです。

 では、なぜ人物を撮るのでしょうか。
 それは、心を撮りたいからです。私にとって、人物とはその人物の心です。その人が一瞬見せた心の内側を撮りたいのです。ですから、カメラにむかって「ハイ、チーズ!」とやっているときの写真ではないのです。何かを考えている時、何かを感じている時の外見が撮りたいのです。

 ところで、皆さんが人物を撮影するとどういう写真が多いとお思いでしょうか。間違いなく、カメラに向かって正面を向いた全身写真がたぶん圧倒的に多いと思います。私は、本当に多くのお客様の写真を拝見しておりますが、被写体が1人で、なおかつ上半身から上(できれば胸から上)の写真の比率は、わずか2.5%です(最近デジタル化を行った2806枚の写真からのデータです。自分で手にカメラを持って自分を撮影したものは除きました。) 人物の写真をアップで撮るケースで一番多いのは赤ちゃんの写真です。左記数値も赤ちゃんの写真が6割位占めてますから、それを除くと1%になってしまいます。圧倒的に人物写真が多いのですが、人物のアップの写真は本当に少ないのです。アップが多いのは、赤ちゃんとペットです。

 これは何を意味しているのでしょうか。それは、寄ることに躊躇(ためら)いがあるからです。アップの写真を撮る場合、どうしても人物に近付かざるを得ません。望遠で撮るという方法もありますが、普通は、アップとなれば、近くへ寄って撮ります。写される側も抵抗があり、写す方にも遠慮があります。

 人物を写すというのは、その人を写すわけで、とりわけその人の顔を写したいはずです。しかし、必ずしもそうなってないのです。私は、昔カメラの先達から、ぐっと寄って、そうしてもう一度ぐっと寄れと教えられました。特に広角レンズではその必要性が高いと思います。

 アップで撮った写真はそれだけ印象的な写真になるものです。勇気を出してぐぐっと寄ってアップ写真に挑戦してみてください。きっと一味違った写真になります。

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