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zoom RSS ISO感度を上げて人物写真を撮る

<<   作成日時 : 2009/08/12 10:17   >>

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 人物写真というと、顔を写すものと思ってしまいますが、必ずしもそうとは限りません。題材はいろんなところにあります。ちょっとした日常的な仕草、手や足の構え、何でも良い。顔よりも表情がある場合があるのです。こういう写真は、室内で急に撮らねばならない場合が多いと思います。ところがストロボを焚いてしまうと、自然な感じが無くなってしまいます。だから、感度を思い切って高く設定しておくのが良いのです。感度を高く設定すると、ノイズが増えてざらざらした感じになりますが、風景などと違って美しく撮るよりも人物やしぐさなどの表情を撮るのが目的ですから、それほど気にする必要はないと思います。むしろ、そのざらざら感が風合いになることもあります。

 室内でストロボを使わずに撮影する際に、室内照明があるときにひとつ注意しておかなければならないことがあります。それはシャッタースピードです。室内照明は多く蛍光灯が使われています。最近は電球型の蛍光灯も増えていますから、外見だけでは判断しにくい場合があります。蛍光灯というのは、実は連続して光っているのではなく、点滅して光っています。つまり、測光したときに適切だと思ってシャッターを切っても、暗くなってしまう場合があるのです。シャッタースピードが速い場合に起こります。なぜかと言いますと、蛍光灯は一般的に関東なら100ヘルツという周波数で光ったり消えたりしているからです(完全には消えません)。ですから、たとえば1000分の一秒などという高速シャッターを切ってしまうと、かなり暗い状態で撮影してしまう可能性があるのです。

 この蛍光灯の点滅の影響をなくすには(軽減するには)、100分の一秒以上のシャッター時間が必要です。誤差をなすくには、100分の一秒、50分の一秒、25分の一秒のなかから選択してください。100分の一秒というのは蛍光灯の点滅サイクルの一周期に相当します。50分の一秒は2周期です。100分の一秒と50分の一秒の間に設定すると、少し誤差が発生してしまいます。関西の場合は、120分の一秒以上ですが、一般的に120分の一秒というシャッター時間設定はありません(125分の一秒となります)ので、60分の一秒、30分の一秒のどちらかになります。

 AUTOで撮影すれば、大丈夫と思われるかもしれませんが、結論から言うと、ダメです。シャッタースピードが速くなってしまいます。自動露出で使えるとすれば、唯一シャッター優先モードです。このモードで、シャッター時間を上記の値に設定してください。

 それから、最近出てきたランプでLED電球(ランプ)というものがありますが、これも家庭用の100Vで使っているものに関しては、点滅しています。蛍光灯よりも程度が激しい感じがします。

 何れにしても、室内で撮影する時は、照明がどうなっているかということを念頭に、カメラのセッティングを行う必要があるということです。そして、ISO感度はなるべく高めに設定しておくということで、自然な人物写真(ペットなども含む)が撮れるようになります。

 デジタルカメラというのは、この感度の設定が臨機応変にでき、しかもISO100程度から高いものでは6400位まで設定が可能になっています。フィルムカメラでは、できないことです。

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