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zoom RSS 写真の色補正(その1)

<<   作成日時 : 2010/03/19 23:12   >>

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 写真の色補正について少し述べてみます。

 昔の写真は色あせが生じています。それを補正する場合、モノクロ写真なら基本的にコントラストだけですから、それほど難しくないのですが、カラー写真ではそうは行きません。

 カラー写真の補正は、最近はソフトで簡単にできるようになっています(もちろんデジタル化する必要はあります)が、必ずしも上手く補正できるとは限りません。それは、コンピュータは画像を見ていないからです。色の偏りなどを見たり、色の分布を見ているだけです。そして、バランスをよくしたり、暗い色から明るい色まで全域に色を配分するということで、補正を行っているのです。多くの写真は、これらの方法で結構綺麗に補正できます。しかし、どうしても補正できないもの、補正することにより却って悪くなってしまうものなどがあります。一例としてよくあるのは、夕暮れの写真です。これを自動補正すると、夕暮れの赤い色がなくなってしまいます。コンピュータは赤が多いと判断し、赤を少なく補正してしまうからです。

 そこで、マニュアルで補正する、あるいは、コンピュータによる自動補正に加えてマニュアルで補正する方法を知っておくといざという時に困らなくて済みます。

 ここでは私なりのカラー写真の補正のポイントをご説明します。それは、プリント写真の構造から考えることです。この考え方が私には一番しっくりきます。どういうことかと申しますと、カラープリントは3つの層からできているということを念頭におくということです。つまり、シアン、マゼンタ、イエローの3層です。(プリントは、レッド、グリーン、ブルー(RGB)ではありません。)

 ちなみにシアンはこの色()、マゼンタはこの色()、イエローはこの色()です。

 色の劣化を考えたとき、この三つの層が各々独立に薄くなったと考えるのです。シアンとマゼンタが薄くなれば、写真はイエローが目立ちますから、黄色っぽい写真になります。

 いろいろな古い写真を見てきた経験では、ほとんどがこれに当てはまります。大体、この3つの色のどれかが強くなった写真が多く見られます。皆さんも古い写真でなんとなく紫っぽい写真とか、黄ばんだ写真とか、青っぽい写真というのをご覧になったことがあると思いますが、この3色が元になっているからです。

 ここで述べていることは、プリント写真だけではなく、デジカメ写真にも適用できます。デジカメ写真はシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)ではなく、RGBでできていますが、両社は相互に変換可能ですので、CMYで考えればよいのです。

 次回、もう少し具体的な方法について触れてみます。

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