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zoom RSS フィルムの解像度

<<   作成日時 : 2011/07/18 11:14   >>

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 デジカメ以前に主流であったフィルムの解像度がどの程度あったかということに着目してみました。それは、今のカメラの一つの基準になっていたからです。










種類名称メーカ1000:1解像MTF解像
カラーネガREALA ACEフジフィルム125本/mm
カラーネガエクター100コダック80本/mm(27%Green)
カラーポジVELVIA PROFESIONALフジフィルム160本/mm
カラーポジEKTACHROME e100Gコダック80本/mm(20%Green)
白黒ネガNEOPAN ACROSフジフィルム200本/mm
白黒ネガT-MAX 100コダック140本/mm(40%)

ISO感度100でのフィルムの解像度比較

 フジフィルムとコダックでは解像度の表示方法が違いますので、別々に表示しました。1000:1解像というのは、コントラストが1000:1の画像を露光した時に、1mmに何本の線まで解像できるかという定義です。解像しているかどうかの判断はデータシートには書かれておりません。コダックではMTF解像というのを使っています。シロクロの線の繰り返しのパターンを露光し、密度によってどの程度の変調度がフィルム上で実現しているかという尺度です。密度が高くなると、白黒のコントラストが下がりますので、例えば80本/mmの線の場合、20%程度のコントラストになってしまうということです。解像度の本数は、白黒の線を1本としています。ドット数で言えば2倍になります。尚、コダックの値は、公開されているデータシートから目読みで読んだものですので、誤差が含まれております。
 カラーネガでは平均100本程度ですから、200ドット/mmとなります。つまり、インチに換算すると、5000dpi程度の解像度を有するということになります。35ミリフィルムでのドット数換算では、7200×4800=約3500万画素。
 カラーポジの場合はもう少し高くなり、平均120本程度でドットでは240ドット/mmです。6100dpi程度になります。35ミリ換算では、8640*5760=約5000万画素。
 モノクロでは更にたかくなり、平均170本程度です、340ドット/mmとなります。8600dpi程度となります。35ミリ換算では12240×8160=約1億画素。

 これはあくまでもフィルム単体の解像度ですから、写した写真にこれだけの解像度があるということではありません。しかし、能力としてはかなり高い解像度を有していることがわかります。

 ただ、実感としては、ネガフィルムは粒子の影響が結構強く出てきますので上の数値よりもポジとの比較ではもう少し差があるように思います。粒子の影響を無くすには解像度を落とさざるを得ないからです。

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