美大生のための写真講座 by PhotoSepia

アクセスカウンタ

zoom RSS 画素数はどこまで必要か(コンパクトカメラのケース)

<<   作成日時 : 2011/10/04 10:55   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 デジカメを購入する際に画素数というのは気になる数値です。多いに越したことはないと普通は思います。しかし、例えば1億画素のデジカメがあったとしてそれは本当に意味があるのでしょうか? 少し前にコンパクトカメラを選ぶ(画素数で選ぶ)というブログでも書きましたがもう一度整理しておきたいと思います。

 先ず最初に前回と同じようにコンパクトカメラを例にとってみます。センサーは1/2.3型とします。1000万画素、1200万画素、1400万画素、1600万画素のそれぞれについて、画素ピッチを計算したのが下の表です。




画素数(万画素)1000120014001600
画素ピッチ(μm)1.701.551.441.34
解像可能F4.64.3


 カメラはレンズで像を作ります。ですからレンズの分解能以上の画素数を持っていても意味がないのです。ではレンズの分解能と画素ピッチはどういう関係が考えられるのでしょうか。レンズの分解能のは小さな2つのスポットが分離して見えるかどうかで判断します。この2つのスポットの間隔が画素ピッチの倍以上であれば、カメラの像としてスポットは分離して撮像できるわけです。スポットの分離間隔は概ねレンズのF値によって決まります。つまり、画素ピッチから必要なF値が計算できることになります。その数値を解像可能Fとして表の一番下の欄に入れてあります。

 上記の数値は理想的な場合です。実際のカメラでは、センサーのカラーフィルターの配列による解像度の低下やレンズの誤差(収差)による解像度の低下があります。ですから上記数値より更にFナンバーは小さくなると考えるべきです。

 また、コンパクトカメラの場合は、ズームが付いています。通常ズームを望遠側にするとFが大きくなりますので、解像度は下がります。市販のカメラでは、望遠側では画素数に見合ったレンズの解像度を維持できてないケースも多々あるかと思います。

 上記の表はコンパクトカメラの例です。最低限、ワイド側で画素数に見合ったF値となっていることを確認すればよいと思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
画素数はどこまで必要か(コンパクトカメラのケース) 美大生のための写真講座 by PhotoSepia/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる