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zoom RSS 像面位相差方式(2)

<<   作成日時 : 2012/07/17 15:26   >>

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 前回は、像面位相差以前の予備的な話でした。今回は少し進んで、像面位相差におけるマイクロレンズの働きについてご説明します。

 前回もご説明しましたが、一般的にマイクロレンズはセンサーの表面に各画素毎に形成されており、光をなるべく有効にセンサーに導くのが目的でした。しかし、像面位相差の場合、もうひとつ重要な役割があります。先ずは、下の図を見てください。
画像


 前回の図との違いは、センサーの前にマイクロレンズが配置されていることです。このマイクロレンズを入れるによって、前回と同じレンズの端を通った光がセンサー上で一点に集光します。なぜかと申しますと、先ほども述べましたが、この図で示した場合のマイクロレンズに入ってくる光は、カメラレンズの上端一点から発せられて光だからです。マイクロレンズを最適に設計すれば、一点から出た光はマイクロレンズを通ったあと一点に集まるはずです。そして、この絵のようにカメラレンズの上端を通った光は、マイクロレンズを通って、センサーの画素の下端に集まります。同様に、カメラレンズの下端を通った光は、センサーの画素の上端に達します。図示はしてありませんが、カメラレンズの中心を通った光はセンサーの中央に集まります。

 これはどういうことを意味しているのでしょう。前回の説明を思い出して欲しいのですが、マイクロレンズが無かった時は、センサー上の光の分布は被写体の画素相当部分の明るさの分布に相当していました。しかし、今回の場合は、被写体の画素相当の明るさの分布という情報は無くなってしまい、代わりに、光がカメラレンズを透過した時のカメラレンズの通過場所毎の光の量を反映しているているということがわかります。マイクロレンズ一枚を通すことによってセンサー上の光の分布の意味が全く違ってしまうのです。少し、難しい話になってしまいましたが、像面位相差という方式を理解するためには、この点だけはある程度知っておいた方が良いと思いますのでちょっとだけ我慢してください。

 続きは次回に

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