2014/09/01 23:39
普通に写真を撮っている分にはライティングということは先ず関係がありません。しかし、何かの対象物を写真を撮る、それもその辺に転がっている状態のものをテキトーに撮るのではなく、ちゃんとした恰好に撮るというケースがあります。スナップ写真と、写真館での写真の違いのようなものでしょう。 |
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2014/04/07 22:05
小さなものを写したい時とか、物体の一部を拡大して撮りたい時、二つの方法があります。 |
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2014/01/15 21:36
ライトフィールドカメラに関する記事は、 |
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2014/01/04 16:32
ライトフィールドカメラに関する記事は、 |
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2014/01/02 15:09
ライトフィールドカメラに関する記事は、 |
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2013/12/08 13:55
ライトフィールドカメラに関する記事は、 |
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2013/11/28 13:58
ライトフィールドカメラに関する記事は |
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2013/11/26 20:41
ライトフィールドカメラに関する記事は、 |
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2013/06/24 14:24
一年程前に、私にとってはとても衝撃的な写真を見る機会に恵まれた。その写真は私の友人から旅行の写真を送ってくれたものでした。その写真の何に衝撃を受けたかというと、メリハリの良さというかキレの良さと言ったらよいのでしょうか、とにかくクリアーなのです。 |
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2012/07/26 13:58
前回の説明で、像面位相差の基本的な原理をお示ししました。 |
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タイトル | 日 時 |
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像面位相差方式(3)
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2012/07/22 16:11 |
像面位相差方式(2)
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2012/07/17 15:26 |
像面位相差方式(1)
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2012/07/16 21:19 |
位相差AF(2)
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2012/06/30 09:42 |
位相差AF(1)
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2012/06/24 22:06 |
コントラストAF
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2012/06/21 13:29 |
デジカメの画素数と解像度
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2012/02/04 08:59 |
マクロレンズ その1
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2012/01/22 11:41 |
デジタルカメラのラチチュード
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2011/12/08 13:51 |
最大撮影倍率
一眼(レフ)用のレンズを購入する場合、通常あまり気に留めないと思いますがカタログに最大撮影倍率という数値が記載されております。表現としては 1/4 とか 1:4 あるいは 0.25倍(0.25X) などと書かれています。どれも同じ意味ですが、上の例ではそのレンズによる倍率が四分の一ということです。写真を撮った時に、センサーやフィルム上に実際の被写体のサイズの最大四分の一の大きさで撮影されるということです。これ以上の大きさでは写せませんということになります。 ...続きを見る |
2011/11/14 11:21 |
画素数はどこまで必要か(コンパクトカメラのケース)
デジカメを購入する際に画素数というのは気になる数値です。多いに越したことはないと普通は思います。しかし、例えば1億画素のデジカメがあったとしてそれは本当に意味があるのでしょうか? 少し前にコンパクトカメラを選ぶ(画素数で選ぶ)というブログでも書きましたがもう一度整理しておきたいと思います。 ...続きを見る |
2011/10/04 10:55 |
レンズのコントラスト
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2011/07/23 12:20 |
レンズの解像度
前回、フィルムの解像度についてお話しましたが、今回はカメラのレンズの解像度について書いてみます。 レンズの解像度というのは、レイリー限界(2点のスポットが分離する間隔)という値を求めることによって得られます。式は以下のようになっております。 R=0.61×λ/(N・sinα) λは波長です。N・sinαのNは屈折率で、通常空気ですから1です。sinαは開口数と呼ばれ、レンズ径Dに対して焦点距離fがある程度大きければ、sinα≒D/(2f)=1/(2F)と表現できます。Fはレンズの... ...続きを見る |
2011/07/20 15:06 |
露出を変えて撮るブラケティング
デジカメで写真を撮って、液晶モニターで確認したにも関わらず、パソコンで写真を見ると露出が自分の印象と随分違っていたという経験はどなたでもお持ちだと思います。 ...続きを見る |
2011/07/10 11:05 |
コンパクトカメラを選ぶ(感度で選ぶ)
いつも述べているように、感度の良いカメラを持つというのは、いろいろなメリットがあります。従って少しでも良い感度のカメラを求めたいということになります。 ...続きを見る |
2011/07/06 09:57 |
コンパクトカメラを選ぶ(画素数で選ぶ)
コンパクトカメラを選ぶときに画素数が多い方がよさそうだと考える人は多いと思います。画素数競争は最近は少し落ち着いてきているようですが、それでも、1200万画素は当たり前、1600万画素のものもあります。大半は1/2.3インチのセンサーです。 ...続きを見る |
2011/06/26 11:35 |
コンパクトカメラの選び方(F値で選ぶ)
コンパクトカメラを選ぶ場合、性能で比較するのではなく、外観とか機能などで選ぶ人が多いと思います。でも、少しでも綺麗な写真を撮ろうと思うのであれば、レンズと感度位は少し気にしたいものです。レンズもどうでもよいという選択の仕方をするのであれば、わざわざコンパクトカメラを買い求める必要はなくて、携帯カメラでも良いというのが私の考えです。携帯カメラとコンパクトカメラの大きな違いは、何と言ってもレンズです。 結論から言えば、とにかく明るいレンズにした方が良いということです。明るいレンズにするとは、F... ...続きを見る |
2011/06/23 09:36 |
コンパクトカメラは背景がボケない・・その理由
一眼カメラとコンパクトカメラではボケ味に差があるということになっています。それが、一眼カメラのセールスポイントにもなっています。つまり、一眼カメラは背景のボケを出しやすいので、プロの撮った写真のようになるというわけです。 ...続きを見る |
2010/09/27 20:15 |
3Dではなくて2D
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2010/05/25 09:50 |
人物写真 カメラを見てない時がチャンス
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2010/02/22 09:37 |
多重露光、バルブ露光
先日、横浜の新聞博物館で開催されている報道写真展に行ってまいりました。6月頃開催される世界報道写真展は、世界の報道写真家の写真が対象ですが、こちらは日本国内が主体です。どれも素晴らしい写真でしたが、ひときわ印象に残ったのは沖縄石垣島でとったホタルの写真でした。連続で一秒間に数コマ以上でシャッターを切って、もちろんストロボは使っていません。かなり感度を上げているようですが、真っ暗やみでホタルが飛ぶ軌跡が点のつながりで表現されていました。おそらく、真っ暗やみではなく、日没直前のような多少光がある状... ...続きを見る |
2010/01/27 08:45 |
キャッチライトを使ってみる
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2010/01/06 13:11 |
ちょっとだけ見せる
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2009/12/28 15:20 |
もっと感度を
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2009/11/15 11:24 |
枠を利用する−その2
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2009/10/27 10:31 |
枠を利用する(額縁構図)−その1
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2009/10/26 10:27 |
枚数を多く撮るということ
写真というのは、ちょっとした条件でまったく違った写真になってしまいます。絵画は、時間をかけてじっくり完成させるわけですから、自分が気に入るように徐々に完成に導いていくわけです。しかし、写真は一瞬で完成してしまいますし、基本的に修正の余地が少ないものですから、その特性を頭に入れて写真を撮る必要があると思っています。 ...続きを見る |
2009/10/24 11:12 |
被写体を見つける
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2009/10/19 10:23 |
大きく見せるスケール感の出し方 2
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2009/10/18 09:39 |
人物を入れてスケール感を出す
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2009/10/15 10:20 |
雰囲気を出す撮り方
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2009/10/13 11:01 |
その場の感情を写し取る
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2009/10/12 10:41 |
光を写す
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2009/10/09 21:33 |
シャターチャンスはめったに来ない
先日、横浜の大岡川のそばを歩いていたとき、橋の上流に突然一人乗りのボート(シングルスカル)が川を下っているのを見かけました。その時は、たまたまカメラをカメラバッグに入れて歩いていたのです。慌てて、カメラバッグからカメラを取り出そうとしたのですが、時すでに遅し。ボートは私の立っていた橋の下に消えてしまいました。 ...続きを見る |
2009/10/08 21:13 |
写真撮影における効果の強調
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2009/10/07 13:58 |
写真の立体感
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2009/10/06 11:41 |
写真を撮るときの妥協はやめよう
自分で写真を写す時、どうしても、まあこのアングル、この構図、この露出で良いかなと妥協して撮ってしまいがちです。妥協もへったくれもないような状況でシャッターを切らざるを得ないこともあるとは思いますが、そうでなければ、自分なりにこれがベストだと思う状況を作ることが大切だと思っています。私は、気に入らなかったらシャッタを押さないように心掛けているつもりです。そんなこと気にせずに、どんどんシャッタを切るべきだとおっしゃる方もおられますが、私の流儀は、ベストを見つけるという考えです。もちろん、露出などは... ...続きを見る |
2009/10/05 08:54 |
気に入った写真を撮るためにの練習
よい写真を撮るためには、練習が欠かせない。自分でたくさん写真をとって、良いか悪いかを後でよく確かめる。どこが悪いのかを確認することで、同じ失敗をしないようにする。当たり前のことですが、何をするにしても訓練が必要だと思います。 でも、もっと良い方法があります。それは、良い写真をたくさん見ることだと思います。我流でたくさん練習して、自分の独特の世界を築くという方法もあると思いますが、特殊なケースと考えてよいでしょう。むしろ、良い写真や絵をたくさん見て、そして、何が良かったのかをよく分析すること... ...続きを見る |
2009/10/04 11:43 |
3分割法
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2009/08/29 11:54 |
ISO感度を上げて人物写真を撮る
人物写真というと、顔を写すものと思ってしまいますが、必ずしもそうとは限りません。題材はいろんなところにあります。ちょっとした日常的な仕草、手や足の構え、何でも良い。顔よりも表情がある場合があるのです。こういう写真は、室内で急に撮らねばならない場合が多いと思います。ところがストロボを焚いてしまうと、自然な感じが無くなってしまいます。だから、感度を思い切って高く設定しておくのが良いのです。感度を高く設定すると、ノイズが増えてざらざらした感じになりますが、風景などと違って美しく撮るよりも人物やしぐさ... ...続きを見る |
2009/08/12 10:17 |
望遠を使って人物写真を撮る
前回、人物写真を撮るときに、ぐぐっと寄って、アップで撮ってみようという話をしました。ぐぐっと寄ってアップで撮る以外に、もうひとつ方法があります。それは望遠レンズを使うことです。この方法は、明るい所でしか使えませんが(ストロボは遠くまで届きません)、アップで撮るには最適な方法です。望遠レンズは遠くのものを撮るのに適していると思っておられる方が多いと思いますが、決してそういう使い方だけではありません。 ...続きを見る |
2009/08/01 11:06 |
人物写真を撮る
私にとっては、一番難しい写真です。私は、人を撮るということの意味を考えます。風景は、その美しさや面白さに惹かれて撮ります。いつも言っているように、どこに惹かれたかということを見つけて撮ろうとします。でも、人の場合は、よほど美しい人であれば別かもしれませんが、一見したところで惹かれるというのは稀なことです。 ...続きを見る |
2009/07/09 09:38 |
写真を撮るコントラスト
写真のコントラストについては、個人的には強いコントラストのものを好んでいます。 なぜ、強めのコントラストが好きかというと、その方が写真にめりはり出るからです。コントラストの低い写真が良くないというわけではありません。状況によっては、低コントラストの写真が良い場合もあります。しかし、コントラストの低い写真は、平面的、説明的になりがちですから、低コントラストで印象的な写真を撮るのは結構難しいことです。 コントラストというのは、トーン(色調)やキー(明るさ)と混同されやすいのですが、明るさと... ...続きを見る |
2009/06/30 11:40 |
見たことのない世界・世界報道写真展
今回は写真の撮り方からちょっと脱線します。でも、写真を撮る原点に関係する話です。 今年も、写美(東京写真美術館)で行われている世界報道写真展に行ってきました。ニュース関連の写真と現代社会の問題を浮き彫りにした写真には、どちらかというとちょっとぎょっとするような写真が多いのですが、スポーツや自然をテーマにしたものは見ていても本当に勉強になります。 ...続きを見る |
2009/06/25 10:02 |
写真を撮る姿勢
みなさん、写真を撮るときにどんな姿勢で撮っていますか。立って撮る、座って撮る、寝転がって撮る・・・。でも、大半の撮影者は、立って撮っています。ほとんどの人が、今居る状態でカメラを構えて取ります。もちろん立って撮ること自体が間違っているわけではありません。しかし、時には座ったり、横になったり、高い所に登ったりしてみて撮ってみてはいかがでしょうか。 自分のイメージを写真に焼き付けるのですから、自分のイメージに合った条件を探す必要があるのです。 低い姿勢で撮ると地面や床がカメラの近くに迫って... ...続きを見る |
2009/06/15 13:30 |
写真を撮るピント
望遠などを使って、主題の背景をボカすという手法やよくつかわれます。しかし、写真の基本はピントがあっていることです。全てにピントあっていて、なおかつ主題がクリアーに表現されているのが一番見ていて美しい写真です。ボケた写真から受けるのはストレスしかありません。 ...続きを見る |
2009/05/05 14:18 |
写真を撮る色調
写真も一種の芸術作品と考える。芸術作品には、色調というものがある。私は、絵画を見ることが多い。写真以上に絵画を見ているかもしれない。絵画を見たり、写真を見たりする間に、ある一つの法則があることを発見した。それは、すぐれた作品には色調の統一性があるということだ。特に、中世の作品にはその傾向が強いが、近世から現代にかけても統一のとれた色調を持つ芸術作品が多く見受けられる。 統一の取れた色調というのは、具体的にはあまり多くの色彩を使わないということである。反対色を多用した芸術作品というのはあまり... ...続きを見る |
2009/05/02 11:34 |
写真を撮る距離
写真を撮る対象が人物であることが多い。人間は一番面白い被写体である。記念写真であっても構わないが、一番面白い写真は被写体が何かを物語っている写真。 何れにしても、人物を撮る上でこれだけは守った方が良いのが、被写体までの距離。私が、最初に写真の撮り方を教わった時に教えてもらったのが、この距離の保ち方。 写真というのは、被写体から離れて撮る。当たり前だが、これが写す時の距離・スタンスに影響してしまう。そして、もうひとつそばに寄ることに恥ずかしさも妨げになる。 私は、人物を撮る基本は広角... ...続きを見る |
2009/04/21 11:42 |
写真を撮る枚数
写真を上手く撮る秘訣は、できるだけ多くの写真を撮ることだと思います。その理由は、先ず第一に多くの写真を撮ることで腕が上がるということがあります。写真を撮って、自分で結果をみて、もし気に入らなかったらそこに何が欠けていたのかを考える必要があります。その経験が次に少し良い結果をもたらすものです。 ...続きを見る |
2009/04/05 11:47 |
写真を撮る天気
天気の良い日は、写真日和と思ってしまいます。現に私もそう思っていました。特にカラー写真を撮る場合は、色鮮やかに撮れると思ってしまいます。確かに、青い空を入れるには良い天気が条件になります。しかし、青空を入れることが必然でなければ、天気の良い日が良い写真が撮れるというわけではありません。前項の『写真を撮る時間』でも説明しましたが、天気が良い日はコントラストが強くなりすぎる可能性があります。日があたっている部分と日陰の部分のコントラストが強いためです。むしろ曇りの方が明るい部分から暗い部分まで幅広... ...続きを見る |
2009/03/19 10:18 |
写真を撮る時間
写真を撮る場合、いつごろ撮るのが良いのでしょう。もちろん、ケースバイケースですが、風景などを撮る場合原則として朝か夕方が良いと言われています。理由は、二つあります。ひとつは、光の方向が横から当たるのが朝か夕方だからです。写真を撮るというのは、太陽などの光の反射光、散乱光をフィルムや撮像素子に記録するわけですから、そこには光と影があります。写真は、光と影を写しているのです。そして、朝とか夕方は太陽に高さが低いので、陰は横方向に出やすくなります。一方昼は太陽は上から光を落としますから、陰が出にくい... ...続きを見る |
2009/03/16 08:57 |
主題の何に惹かれたかを考える
主題をめいっぱいに入れるという話をしました。その前に、ひとつ考えておかねばならないことがあります。自分がなぜその主題に惹かれたのかということです。 色の美しさ、大きさ、形、華やかさ、やさしさ、ほほえましさ、悲しさ、寂しさ、勇ましさ、おそろしさ、楽しさ、うれしさ、不思議さ、すがすがしさ、あたたかみ、ひょうきんさ、重々しさ、りりしさ、おしとやかさ、たくましさ、騒々しさ、忙しさ、・・・ まだまだいっぱいあると思います。そして、自分が惹かれた主題の中に、上の『〜さ』のどれが入っているかというの... ...続きを見る |
2009/03/09 11:46 |
自分の表現したい写真を撮るために
何のために写真を撮るか。もちろん人様々ですが、飯を食うために撮るとか、記念に(記録として)残しておきたいとか、撮ってくれと言われたから撮るというような写真そのものが目的ではない目的はちょっと取り敢えず置いておき、撮る衝動的なものを考えてみたのです。 美しいから残しておきたいとういのは一番よくありそうです。この種のものでも、色的に美しいものと、絵的に美しいものがあると思います。少なくとも、白黒写真の時代は、絵的に美しいというのが主体だったはずです。光の造形というようなものでしょうか。 ...続きを見る |
2009/02/25 09:16 |
オートフォーカスがかからない(オートフォーカスの理)
物体に焦点を合わせる時に、オートフォーカスを使うのは今では常識になっています。しかし、オートフォーカスがうまく合わなくて困った経験をお持ちのかたも多いと思います。そこで、オートフォーカスを合わせる時に心得ておくべきことをお話します。 そもそも、世の中のカメラのオートフォーカスというのは、レンズから入ってきた画像を用いているということをまず認識してください。画像を用いているということは、@それなりの明るさの被写体であること、Aそれなりのコントラストを持った画像であること、Bそれなりに急峻なコ... ...続きを見る |
2009/02/16 08:54 |
画面の中心にない被写体にフォーカスと露出の両方を合わせる方法
前回のブログで、画面内の特定の物体にフォーカスを合わせる方法として、AFロックの使い方を説明しました。その時に、AFロックしてから構図を決めてシャッターを全押しすると、露出が変わってしまったということが起きました。 この原因は、露出のための測光をポイント測光で行っていたためです。AFを任意の位置でかけるようにするには、中央のポイントAFを使いました。同様に露出も特定の被写体に合わせるには、ポイント測光とか中央部重点測光を使います。AFをロックする時に花にAFを合わせますが、この時、露出も花... ...続きを見る |
2009/02/07 11:42 |
画面の中心にない物体に焦点を合わせる方法(AFロック)
カメラのAF(オートフォーカス)センサーは機種により様々です。センサーも多点になってきており、ファインダーの中のいろいろな部分で焦点を合わせることができるようになってきています。 ただ、機種ごとに使い方も違いますし、一眼レフとコンパクトカメラでも異なります。また、どんなものにでもフォーカスが合わせられるわけではありません。最近のカメラの操作が複雑になりすぎていることもあり、慣れないモードで使っていて、思ったようにフォーカスがかからなくて困ってしまう場合があります。ですからフォーカスが合わな... ...続きを見る |
2009/02/01 14:10 |
シャッターについての補足
数回前のブログで、フォーカルプレーンシャッターを説明しました。フォーカルというのは焦点という意味ですから、焦点面シャッターということになります。もともと、一眼レフのフォーカルプレーンシャッターというのはフィルムの直前、センサーの直前に入れますので、すなわち焦点が合う場所に入れるシャッターということが語源になっているわけです。 ...続きを見る |
2009/01/27 21:57 |
ストロボの影を無くす方法(バウンス照明)
美術品などを室内で撮影する場合、しっかりした照明(ライティング)ができるのであればよいのですが、それができない場合は、ストロボを使うことになります。しかし、ストロボは、いくらスローシンクロモードのような使い方をしても、強烈な影を無くすのは困難です。 ...続きを見る |
2009/01/19 21:05 |
夜景を背景にする写し方(スローシンクロ)
きれいな夜景や夕焼けを背景に写真を写したい場合があります。普通にオートのモードで撮影するとどうなるでしょう。通常、カメラはストロボを焚く場合、ストロボの光が届く範囲を写すという前提でプログラムを組んでいます。夜景の前に立った人物の場合、人物までの距離に応じてストロボの発光量が決まってきます(オートストロボ)ので、背景のことは全くお構いなしです。つまり、夜景は全く写らないわけですから、闇夜に人物が立っている写真になってしまうということです。下の例を見てください。クマのぬいぐるみに露出を合わせて通... ...続きを見る |
2009/01/09 22:00 |
逆光はストロボを使う
それでは、実際にストロボの具体的な使い方について書いて行きます。 まず最初は、昼間のストロボの使いかたです。少し不思議な感じがするかもしれません。ストロボはまず夜、暗い所で使うのが基本だとお考えの方が多いと思います。しかし、実は昼間にストロボを使うというのが結構威力を発揮するのです。『逆光』という言葉をお聞きになった方もいらっしゃると思いますが、人物などを撮影する場合に、人物の後ろから光があたっている場合のことです。顔は影になってしまいますので、暗くなります。カメラはオートで写すと、背景の... ...続きを見る |
2009/01/05 14:04 |
ストロボ撮影と同調スピード
前回、カメラのシャッターについて書きました。これはこれから書くスロトボ撮影に関係するからです。一眼レフを想定して話を進めます。 まず、ストロボというのは発光は一瞬です。1ミリ秒、つまり1000分の1秒程度です。もし、フォーカルプレーンシャッターがスリット走行という状態でストロボを焚くとどうなるでしょう。当たり前の話ですが、スリットの部分しかカメラには記録できません。つまり、現在売られているカメラでたとえば2000分の一秒というような場合、必ずスリット走行の状態になっていますから、このシャッ... ...続きを見る |
2008/12/30 16:48 |
カメラのシャッター(ストロボ撮影の説明の前に)
ストロボ撮影の最初の回で、発光は一瞬であるということを書きました。つまりカメラシャッターというのはあまり関係なくなってしまうのですが、この点を説明する前に、シャッターについてお話しておく必要があります。 カメラのシャッターには大きく分けて2種類あります。ひとつは、一眼レフなどで採用されている、フォーカルプレーンシャッター。もうひとつは、レンズシャッターというものです。 下の図がフォーカルプレーンシャッターの原理図です。カメラのフィルム面やセンサー面の近くに配置されており、焦点面(フォー... ...続きを見る |
2008/12/21 13:36 |
ストロボ(ガイドナンバー)
ストロボにはその発光のパワーを示す数値(この表現は正確ではありません)としてガイドナンバーというものがあります。一眼レフや単体のストロボにはかならず明記されております。何のためかというと、ストロボ撮影時の絞りを決める目安に使うためです。 ...続きを見る |
2008/12/16 21:38 |
ストロボの基本(ガイドナンバーとは)
前回も触れましたように、ストロボはいつも同じ光源であり、光るのは一瞬で、距離によって光の強さが変化するということでした。 その中でも距離によって光の強さが違うということが、写真撮影に一番影響が出ます。下の図をご覧ください。カメラに取り付けられたストロボから出た光は、放射状に広がって被写体に向かいます。カメラの1メートル先にスクリーンを置いた場合と2メートル先に置いた場合でどういう違いがでるのでしょうか。たとえば、1メートル先では1メートル×1メートルの領域を照明できたとすると、2メートル先... ...続きを見る |
2008/12/14 10:42 |
ストロボ撮影
少し趣を変えて、ストロボに関することを書いてみます。 ストロボ撮影は、夜など暗い所で撮影する場合に便利ですが、通常の屋外での撮影と全く違った撮影方法であることを認識しておく必要があります。 ...続きを見る |
2008/12/12 08:35 |
特定の被写体に露出を合わせる(AEロック)
被写体全体が暗くて、一部のみが明るいというようなものを写す時、どうすればよいのでしょうか。もっと具体的な例なら、下の写真のようなケースです。照明器具を撮ろうとしたが、ランプの光が強いので、そちらに露出が合ってしまっています。そのため、ランプの背景が暗くなってしまってよく分かりません。 どうしてこうなるかというと、測光の方法に問題があるためです。多くのカメラは、露出を決めるのにたくさんのセンサーを持っていて、画面のいろいろな部分の明るさを見ているのです。そして、写しても画像が飛ばないようにし... ...続きを見る |
2008/12/10 09:44 |
フルオートモード
このモードは基本的にすべてカメラ内のコンピュータが勝手に判断して撮影してくれるというモードです。プログラムモードと違うのは、内臓ストロボの発光もカメラが判断するということと、ISO感度、ホワイトバランスなど多くの項目を自動で設定していることです。早い話が、コンパクトデジカメに限りなく近いモードということです。簡単に写せますし、失敗も少ないモードですから、たぶん世の中では一番使われているのではないでしょうか。 ...続きを見る |
2008/12/08 09:42 |
プログラムモード
今日は、プログラムモードについての説明です。呼び方は、メーカによって多少の違いがありますが、モード設定ダイヤルなどでは『P』と書かれているモードです。このモードは、カメラ内のコンピュータにプログラムされた通りのシャッタースピード、絞りを自動設定して露出を行うものです。 上の図を見てください。これは、カメラにプログラムされているプログラムモードのシャッター時間と絞りの関係を示したものです。上図の縦軸は絞りの設定値、横軸はシャッタ時間です。赤のEV=10と書いた線がありますが、撮影環境が... ...続きを見る |
2008/12/02 09:39 |
絞り優先モード
今回は、絞り優先モードにていて説明します。モード設定ダイヤルでは『A』と書かれています。絞りの英語はAPERTUREですから、その頭文字を取っているのでしょう。シャッター時間よりも絞りの設定を優先するというモードです。基本はシャッター優先と同じで自動露出の一種です。絞りを優先するということはどういうことでしょうか。絞りで絞ってレンズを通る光の量を制限しても、シャッター時間が長くなれば露出としては同じことです。絞りの設定にこだわりたい時に使うモードなのですが、絞りにこだわるというのはどういうこと... ...続きを見る |
2008/11/26 12:00 |
シャッター優先モード
今日は、シャッター優先モードという露出モードについて説明します。言葉を正確に表現すると、絞りよりもシャッターの設定を優先した露出を行いますということです。なぜこういうモードがあるかというと、たとえば被写体が動くようなものであった場合でも、写した写真がブレないように写すためです。被写体が動くようなケースで、たとえばフルオートで写したとすると、シャッター時間がどうなったかということがわかりません。本来なら500分の一秒より短いシャッターを切りたいのに、オートでは250分の一秒に設定されてしまう可能... ...続きを見る |
2008/11/24 12:06 |
いろいろな露出モードの使い方
一眼レフカメラにはいろいろな露出モードがあります。必要に応じて露出モードを選択して使います。大きく分けて、以下のような露出モードになります。 ...続きを見る |
2008/11/12 11:18 |
デジタルフォトフレーム
今日はデジタルフォトフレームについてお話してみます。 最近、かなり売れてきているという話を聞きました。実際に使ってみた感想も含めてお話します。 結論から言いますと、写真にこだわりのある人なら、イマイチです。 なぜかというと、液晶が美しくないのです。 写真を見せるというのであれば、もう少し綺麗な液晶を使って欲しいというのが私の感想です。 これは、どこのメーカということに限らず、共通して言えることです。 コントラストが低いということと、視野角が狭いということです。 液晶テレビを見慣れて... ...続きを見る |
2008/11/10 15:26 |
EV値の数式的な根拠
今日は、前回のEV値の続きです。 以前にも書きましたが、カメラに写すにはその場の明るさに応じたカメラの設定をしなければなりません。 ...続きを見る |
2008/11/05 13:42 |
露出を数値的に決める方法(EV値)
今日は、露出の決め方について補足的な話です。以前、天気が晴ならf8、250分の一秒というようなことを書きました。そこが基準で明るさが二分の一になったら、絞りを一段開くというような考えです。 このあたりをもう少し数値的に表せないかということで使われているのがEV値という概念です。 撮影する状況(天気や時間帯など)で適正露出になるEV値というものをあらかじめ決めておき、EV値が決まったら、そのEV値になるように絞りとシャッタースピードを決めるのがEV値の概念です。それも、簡単な足し算とか引き... ...続きを見る |
2008/10/29 09:50 |
写真の色合いが違ってしまった場合の対処(ホワイトバランスの調整)
写真を撮ってみたら、実際の雰囲気と随分違った写真になってしまったという経験をお持ちの方は結構多いのではないでしょうか。特に室内で撮った写真が青っぽくなってしまったという場合が多いのではないでしょうか。 これは、実は光源の色の差によって起こる現象なのです。 以前書いたカメラのレンズの役割1でも書きましたが、樹木の写真を撮る場合は、カメラに入ってくる光は、室外なら太陽から発せられた光が樹木で反射ししてきたものなのです。この場合、光源は太陽です。室内であれば、蛍光灯などの照明器具が光源になり... ...続きを見る |
2008/10/18 10:48 |
広角レンズと望遠レンズのボケ
広角レンズと望遠レンズでもう一つ大きな違いはボケ方です。 下の写真を見てください。 ...続きを見る |
2008/10/02 13:21 |
広角レンズと望遠レンズ
前回の焦点距離の話で、広角レンズと望遠レンズの話をしました。 広角レンズは広い角度の画像を集めて撮像面(センサー)に像を結びます。一方望遠レンズは広角レンズと同じ表現をすれば狭角レンズということになりますから、狭い角度の画像をセンサー面に結びます。ですから、下の図を見ていただいてもわかるように、同じ大きさの被写体が同じ距離離れた位置にあるときに、広角レンズで撮影すると小さく写ってしまいますし、望遠レンズで写せば大きく写るわけです。つまり、望遠レンズは遠くのものを写すのに適しているということ... ...続きを見る |
2008/09/14 10:24 |
レンズの焦点距離
以前にも少し触れたことがありますが、焦点距離についてお話します。カメラ(特に一眼レフ)を持ったときに、これは50ミリの標準レンズだとか、200ミリの望遠レンズであるというような言い方をします。この○○ミリというのは、レンズの焦点距離をあらわしています。この焦点距離というのは何かわかり難い表現です。望遠鏡の場合や、双眼鏡の場合はX倍というように倍率で表現しますから、使う側もわかりやすいのですが、なぜかカメラは焦点距離というわけのわからない数値を使っています。カメラ屋さんの自己満足か、光学屋さんの... ...続きを見る |
2008/09/04 14:11 |
露出のおさらいとマニュアル撮影
ここまでの話をもう一度まとめておきます。(自然光で撮影時間に余裕のある場合) ...続きを見る |
2008/08/31 12:00 |
露出計を使う前に
話が前後してしまいますが、露出計を見る前に、露出計がどの部分の露出をモニターしているのかを見極めておく必要があります。 どういうことかというと、露出計というのは露出量を見ている場所を変えられるようになっているということです。少なくとも一眼レフはそういう構造になっています。見ている場所というのは、視野の中の中心部分とか、全体とかという意味です。最近のカメラは視野の中を多くのブロックに分割して、内部のコンピュータが各領域の露出量を加重平均(場所ごとに重み付けをして平均)して最適露出を求めるよう... ...続きを見る |
2008/08/20 10:12 |
カメラ内露出計の使い方
写真を写す(ここでは一眼レフを前提にしています)時の、露出を自分のイメージにあわせるために露出計を使います。露出とは、シャッター時間とセンサー(フィルム)に入ってくる光の強さの掛け算と考えてください。センサーに入ってくる光の強さは、写すもの(被写体)の明るさと、カメラの絞り(光量調節)によって決まります。 露出計は、下図のような格好をしたもので、ファインダー内に表示されているはずです。昔の一眼レフの場合は、機械式のメータが見えていましたが、今はほとんど液晶表示を使っているものが多いと思いま... ...続きを見る |
2008/08/19 09:57 |
絞り・シャッター時間・ISO感度の代表値
前回のブログで、絞りの変化の度合いの話をしました。そして、あとは絞りとシャッター時間とISO感度の組合せを決めるだけという話をしました。 でも、この3つの値をどのように最適化すればよいのでしょうか。 ...続きを見る |
2008/08/13 15:39 |
絞りは1段で2倍の明るさの変化になる
F値の意味がお分かりいただけたのであれば、あとは簡単です。 もう一度以前のブログに書いたことのおさらいですが、写真を適正に写すには ...続きを見る |
2008/08/11 09:48 |
カメラの絞りの値(F値)の意味
絞りの働きについては、だいたいおわかりいただけたのではないでしょうか。ところで、絞りの値(F値とかFナンバーと呼ばれています)の数値はちょっと変な数値が並んでます。一眼レフのレンズの絞りは次のような数値が並んでいます。 1.4→2→2.8→4→5.6→8→11→16→22→32 絞りの定義をおさらいしておきますと F値=焦点距離÷レンズ直径 でした。レンズ直径というのは、絞りの入ったレンズでは、絞りの径に相当します。絞りを完全に開いた状態では、レンズの仮想的な直径になります... ...続きを見る |
2008/08/05 19:58 |
カメラレンズの働き6(絞りの数値)
絞りの設定がどういう影響を及ぼすかということを今までお話してきました。 ところで、一眼レフのカメラレンズの場合、絞りが変えられるようになっていますが、そこに数値が書いてあります。また、レンズを購入する場合、このレンズはF値が2.8であるというような表現がなされてます。また、コンパクトカメラでもF3.0〜F6.2などと表示されております。 このF値について説明します。簡略化した図を下に示します。 ...続きを見る |
2008/08/02 14:29 |
カメラレンズの働き5(絞りの働き2)
絞りのもう一つの効果についてお話します。 絞りは、光を調節するという主な役割があるのですが、もう一つ忘れてはならない重要な役目があります。それは、ボケ量を調節するという役割です。下の図を見てください。 ...続きを見る |
2008/07/26 21:29 |
カメラレンズの働き4(絞りの影はできません)
絞りは光の量(光量)を調節する目的ですが、センサー上で絞りの影が発生するわけではありません。そのことを下の図で説明します。 ...続きを見る |
2008/07/23 08:58 |
カメラレンズの働き3(絞りの役割)
絞りの一番の役割は、光の量の調節であることを前回お話しました。 そして、絞りはほぼ円形の穴で直径が変化するものだともお話しました。そして絞りの大きさを変えても、絞りの影はできないのです。このことを説明する前に下の図を見てください。下の図は人間の目を描いたものです。細かいところは省略してますが、カメラと同じ構成になっていることにお気づきでしょうか。 ...続きを見る |
2008/07/16 09:55 |
カメラレンズの働き2(カメラレンズの中身)
カメラレンズの機能を説明する前に、レンズの中がどうなっているかを説明させてください。レンズの中はおおよそ下の絵のようになってます。勿論、レンズの枚数や構成はレンズごとに違います。 ...続きを見る |
2008/07/12 22:25 |
カメラレンズの働き1(光はなぜレンズで集まるか?)
今回からカメラレンズの働きについて少しお話します。 その前に、レンズはなぜ光が集まるのでしょうか? 「集まるものだと教わった!それ以上は知らん!話を先に進めろ!」というお叱り声が聞こえてきそうですが、少し我慢してください。きっと我慢しただけのことがあります。無かった人は、普段の行いが悪いのです。 下の図を見てください。 ...続きを見る |
2008/07/10 14:07 |
カメラレンズの役割3(レンズがなくても写真が撮れる)
前々回の説明で、レンズが無いと写真が撮れないという話をしました。しかし、実はレンズなしでもレンズに替わる役目を果たすものを使うと写真が取れるのです。 レンズの役目を果たすもの、それがピンホールです。ピンホールカメラとか針穴写真機という名前を聞かれたかたも多いと思います。下の図をごらんになってください。 ...続きを見る |
2008/07/08 17:56 |
カメラレンズの役割2(レンズが入ると写真が撮れる)
レンズがないとセンサーには何も写らないことを前回書きました。ではレンズはどういう作用をするのでしょう。レンズは、ある一点から出た光をレンズの反対側の特定の点に再び集める役割を果たします。下の図を見てください。 ...続きを見る |
2008/07/07 13:02 |
カメラレンズの役割1(レンズ無しでも写真が写るか?)
カメラのレンズといってもいろいろあります。コンパクトカメラに用いられているのはズームレンズです。広いエリアを写せるモード(広角)から、遠くの比較的狭いエリアを写すモード(望遠)までが連続的に変えられるようになっております。一眼レフのレンズも最近はズームが主流になっているようです。レンズの使い方などもいろいろ書いてみたいと思います。いろいろなレンズの特徴についても今後書いて行こうとともっています。 しばらくは、カメラのレンズにつてい書いてみますが、その前に、レンズは何の役割を担っているかわか... ...続きを見る |
2008/07/06 14:13 |
デジカメで綺麗に写す方法10(ISO感度を変えるとき)
ISO感度を低く設定するとノイズの少ない写真が写せることをいままで説明してきました。では、いつでもそのようにすればよいのでしょうか? 答えはNOです。いつでも低感度で写せばよいのであれば、ISO感度を変更する必要もないわけです。感度を高感度に変える必要があるのは、動く物体を撮影する場合、手ぶれをなるべく少なくしたい場合などが考えられます。今まで説明して来ましたように、ISO感度を低く設定すると綺麗に写真が写りますが、一方でシャッター時間が長くなります。シャッター時間が長いということは動いて... ...続きを見る |
2008/07/03 13:47 |
デジカメで綺麗に写す方法9(ISO感度の設定方法)
ISO感度の設定方法の説明を行います。デジカメの場合、どのカメラにもメニュー画面があります。その中にISO感度設定(表現は各カメラによって多少違いがあるでしょう)というような項目があります。そのメニューを開いていくと、数字が選択できるようになっているはずです。例えば AUTO 100 200 400 800 1600 というように並んでいます。数字の値もカメラによって違います。この中で一番少ない数値がそのカメラの持っている基本的なセンサーの感度... ...続きを見る |
2008/07/02 20:04 |
デジカメで綺麗に写す方法8(シャッター時間が長いと綺麗になる)
シャッター時間が長くなると、ノイズが少ない綺麗な画像になることを説明しました。この理由を説明します。ノイズというものは不規則に発生します。0.2秒のシャッター時間で発生したノイズを下の図の青い点で表現しました。縦軸はセンサーの出力です。横軸は、たくさん並んだセンサーのエレメントの一部を切り出したものです。1.6秒のシャッターの場合のノイズは、0.2秒のシャッターのノイズを8回分平均したものになります。それが、下の図のピンク色の点です。 ...続きを見る |
2008/06/30 08:59 |
デジカメで綺麗に写す方法7(低感度で写すとなぜ綺麗になるか)
デジカメで綺麗に写す方法2で説明した写真をもう一度較べてみましょう。 ...続きを見る |
2008/06/29 20:19 |
デジカメで綺麗に写す方法6(本当のISO感度)
前回、ISO感度が変えられるという話をしました。たとえ話として、虫眼鏡で拡大して見るようなことだとも説明しました。実際のところは、増幅ということを行っています。電気の世界では、増幅というのはいとも簡単にできるのです。身近な例では、テレビを見るときに音が小さい時、リモコンを使って音を大きくしますね。あれが増幅です。小さな信号を大きくすることです。電気の世界では、信号の大きさを表現するのにボルトという単位を使います。日本語では電圧のことです。乾電池の電圧は1.5ボルトと表現します。 デジカメの... ...続きを見る |
2008/06/27 17:10 |
デジカメで綺麗に写す方法5(変わるISO感度)
デジカメの感度がIS050〜400などと変わるということでした。じゃあ、先の例でいくと、コップの直径が変わるのかという疑問がわいてきます。そもそも、フィルムの時だって、フィルムの感度は買った時に決まっていて、変えられるなんてことはありませんでした。ISO100のフルムはどう使ったってISO100のままでした。 ところが、デジカメの感度は見かけ上変えられるのです! この見かけ上というところが曲者です。どういうことかと言うと、デジカメというのはもともと電子カメラです。つまり、全て電気信号の処理... ...続きを見る |
2008/06/26 08:29 |
デジカメで綺麗に写す方法4(ISO感度とはなんぞや)
デジタルカメラのセンサーは光の量で画像の明るさが変わるという話をしました。フィルムカメラと基本的に同じということです。 もう少し判り易いたとえでお話します。水道の蛇口をひねって、コップに水を溜める場合を考えます。目的はコップに溜めた水の高さを目標の高さにすることだと理解してください。デジカメ写真の明るさが、このコップの水の高さという理解です。前回の話で@センサーに入ってくる光の強さが蛇口のひねり具合です。目一杯蛇口を開いているというのが、強い光が入ってきているということです。Aのシャッター... ...続きを見る |
2008/06/24 09:27 |
デジカメで綺麗に写す方法3
デジカメで写真を綺麗に写すために、ISO感度というのが関係しているということを前回書いたわけです。 このISO感度というのは、昔のフィルム写真(まだ残っている)のフィルムに書いてあるISO100とかISO400とか書いてある感度と同じようなもの。感覚的に、感度の高いフィルムを使うと、暗いところでも良く写るということはなんとなくわかる。それと同じようなものがデジカメにもあるわけです。ところが、デジカメにはフィルムが無い。では、何の感度かというと、デジカメの中のセンサー(撮像素子)の感度です。... ...続きを見る |
2008/06/23 10:24 |
デジカメで綺麗に写す方法2
カメラの感度が写真の美しさに関係するという話をしました。 比較のために、下の写真を見てください。前回の写真と比較してください。 ...続きを見る |
2008/06/22 10:03 |
デジカメで綺麗に写す方法1
デジカメの写真を良く見る機会があります。そして、その中に下の写真のような画像が良く含まれています。 ...続きを見る |
2008/06/21 20:25 |
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