アクセスカウンタ

zoom RSS テーマ「レタッチ」のブログ記事

みんなの「レタッチ」ブログ


写真の色調整(3)

2010/04/22 09:52
 色の調整の方法でよく用いられるのが、カラーバランスです。
画像


 通常、上図のようなダイログボックスが表示されます。3つのスライダを動かして調整を行いますが、右にレッド、グリーン、ブルーと書いてあります。いわゆるRGB光の3原色です。反対側には、シアン、マゼンタ、イエローとなっていて、色の3原色です。

 この意味を色度図というもので説明します。色度図は下図のようなものです。XYZ表色系と言われています。
画像

 簡単に言えば、全ての色を2次元のグラフの中で表示したものということです。色空間とも言われています。但し、明るさは一定という条件です。図の中にR、G、Bの3点の三角形があります。これはsRGBと言われている色空間の三角形を示しています。パソコンとか、デジカメがこのsRGB規格に基づいて作られているのであれば、同じ色で表現できるというわけです。
 パソコンなどのディスプレイは、拡大してみると赤と青と緑の3原色の小さなドットで構成されています。この3つのドットを使って様々な色を表現するわけです。つまり、上の図の三角形の内側の色が表現できるのです。

 上の三角形の中に白い矢印が3本記入されております。三角形の中心は白ですが、白を中心として緑の反対がマゼンタ、赤の反対がシアン、青の反対がイエローになっているのです。
 もうお分かりですね。色調整のカラーバランスはこの3本の矢印上のどこに色を配置するかということを示しているのです。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


写真の色補正(2)

2010/04/14 13:18
 先ずは、自動補正を試してみるのが良いと思います。自動補正は、スキャナーなどに付属しているソフトに含まれている場合が多いと思います。
 しかし、前回お話したように、自動補正では補正しきれないものが2〜3割はあります。
画像

 上の写真は補正前の写真です。赤茶けてしまっているのがお判り頂けると思います。写真の右側に、ヒストグラムが示してあります。これは写真の中の赤、緑、青の成分がそれぞれの強度がどの程度の頻度で表れているかを示しているかを示しています。写真をデジタル化したり、デジカメの写真のデータを見てみると、大半は256段階の色を使って表現しております。これは2の8乗という数値から来ているのですが、2進数の8ビットで各色を表現しているためです。赤を256段階、緑を256段階、そして青を256段階の色で表現する訳です。
 ヒストグラムの右端は255というレベルです。ヒストグラムの左端は0というレベルです。もっとわかりやすく表現しますと、たとえば赤の場合、レベル255は一番強い赤、即ち真赤ということです。レベル0は一番暗い赤=黒ということになります。上の写真のヒストグラムは4つ表現されておりますが、一番上のグラフは赤、緑、青を合成したものですので、とりあえず無視してください。下の3つのグラフが重要です。上の例では赤は47〜213の間に分布しています。二番目が緑で0〜209に分布しております。3番目は青の分布です。
 上の写真は比較的に空が多く写っています。それも雲が多い空です。補正の目安として、雲は重要です。雲を白くすることが補正をする上での一つの方針になるからです。
 もうひとつは、木とか芝生の色です。上の写真の場合は木々の色を緑色にすることが必要です。あとは、ヒトの肌の色でしょう。補正をするためには写真をよく観察し、それらに含まれている要素が本来の色になるようにするということを常に意識しておかねばなりません。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


写真の色補正(その1)

2010/03/19 23:12
 写真の色補正について少し述べてみます。

 昔の写真は色あせが生じています。それを補正する場合、モノクロ写真なら基本的にコントラストだけですから、それほど難しくないのですが、カラー写真ではそうは行きません。

 カラー写真の補正は、最近はソフトで簡単にできるようになっています(もちろんデジタル化する必要はあります)が、必ずしも上手く補正できるとは限りません。それは、コンピュータは画像を見ていないからです。色の偏りなどを見たり、色の分布を見ているだけです。そして、バランスをよくしたり、暗い色から明るい色まで全域に色を配分するということで、補正を行っているのです。多くの写真は、これらの方法で結構綺麗に補正できます。しかし、どうしても補正できないもの、補正することにより却って悪くなってしまうものなどがあります。一例としてよくあるのは、夕暮れの写真です。これを自動補正すると、夕暮れの赤い色がなくなってしまいます。コンピュータは赤が多いと判断し、赤を少なく補正してしまうからです。

 そこで、マニュアルで補正する、あるいは、コンピュータによる自動補正に加えてマニュアルで補正する方法を知っておくといざという時に困らなくて済みます。

 ここでは私なりのカラー写真の補正のポイントをご説明します。それは、プリント写真の構造から考えることです。この考え方が私には一番しっくりきます。どういうことかと申しますと、カラープリントは3つの層からできているということを念頭におくということです。つまり、シアン、マゼンタ、イエローの3層です。(プリントは、レッド、グリーン、ブルー(RGB)ではありません。)

 ちなみにシアンはこの色()、マゼンタはこの色()、イエローはこの色()です。

 色の劣化を考えたとき、この三つの層が各々独立に薄くなったと考えるのです。シアンとマゼンタが薄くなれば、写真はイエローが目立ちますから、黄色っぽい写真になります。

 いろいろな古い写真を見てきた経験では、ほとんどがこれに当てはまります。大体、この3つの色のどれかが強くなった写真が多く見られます。皆さんも古い写真でなんとなく紫っぽい写真とか、黄ばんだ写真とか、青っぽい写真というのをご覧になったことがあると思いますが、この3色が元になっているからです。

 ここで述べていることは、プリント写真だけではなく、デジカメ写真にも適用できます。デジカメ写真はシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)ではなく、RGBでできていますが、両社は相互に変換可能ですので、CMYで考えればよいのです。

 次回、もう少し具体的な方法について触れてみます。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


スキャナー選定方法5(ゴミ・ホコリ除去機能その2)

2007/04/26 22:16
07/04/26
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

 前回の続きで、もう一つの方式のゴミ(ホコリ)除去機能を紹介します。ハード的にゴミ、ホコリの検出機能を使って除去する方式です。この方式は、digital ICEと呼ばれています。これはアメリカのイーストマン・コダックが開発した方式です。おそらく、フィルムスキャナー用に開発したものが最初だったと想像してますが、プリント写真用のスキャナー(フラットベッドスキャナー)にも応用されています。ただし、フィルムスキャナーで採用されている方式と、フラットベッドスキャナーで採用されている方式は違っています。フィルムスキャナー用は、フィルムを可視光で照明して、透過してくる光をCCDセンサー(撮像素子)に結像して電気信号に変換します。この時、可視光以外に赤外光を使って同様の処理を行います。赤外線はカラーフィルムの場合殆ど透過してしまいますので、フィルムをスキャンしても殆どCCDには変化は現れません。ところが、ゴミの部分では赤外線は吸収されますので、CCDには結果としてゴミの像ができます。可視光で検出した本来の画像から、赤外線の像で得られたゴミ画像を除去してやればゴミを除去することが可能になるわけです。この方式は非常に優れており、ゴミのみではなく、キズなども除去することができるという優れものです。
 ただし、プリント写真用に使われているDIGITAL ICEは透過光は使えませんのでこの方式は使ってないようです。私が見た限りでは、光源を2つ用意して、違った方向から照明するという方法を用いているようです。詳しいことはわかりませんが、違った方向から光を照射して散乱光の出方の差からゴミを検出しているのではないかと思っています。(間違っていたらゴメンなさい。)
 使ってみた結果から申し上げますと、フィルムスキャナーのディジタルICEは上でも述べましたように、非常に良い結果をもたらします。しかし、フラットベッド用のDIGITAL ICEは、はっきり言って看板倒れという印象です。次回、もう少し詳しく説明しましょう。
 何れにしろ、プリント写真用のゴミ(ホコリ)除去機能には、現時点において決定打はまだ出てないということでしょう。つまり、ホコリを十分に除去してスキャンしなさいということです。

プリント写真のデジタル化なら フォトセピア
URL : http://www.photosepia.co.jp/
mailto:info@photosepia.co.jp
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


写真のシャープさの補正

2007/03/29 21:44
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

  写真のデジタル化を行っていて、とても面白いことに気がつきました(正確には気がついていました)。何かと申しますと、デジタル化して色の補正を行う、これはごく普通のことです。色の補正を行うことで昔の写真、写した時の条件が悪かった写真(早い話が、失敗した写真)がとてもきれいになります。時には本当に感動してしまうほどきれいになる写真になることがあります。一方で、ちょっときれいにはなったけどそれほどでもないなと感じるようなものもあります。
 ところが、色の補正だけではなく画像のシャープさの補正を行うと、劇的に変化する写真があります。このあたりが、写真の面白いところですが、普段なんとなく撮った記念写真などの場合を例に挙げると、普通は行った場所が背景にあるわけで、『ああ、そういや此処へも行ったなあ・・・』と懐かしく思うわけです。でも、大体はそれ以上の感慨はありません。せいぜい『そういや、きれいだったなあ・・・』程度でしょう。
 ところが、シャープさの補正を行うと、これが意外なほどの効果(現象)が出ることがあるのです。結論から申し上げると、『へえー。ここ、こんな風になっていたのか・・、気がつかなかったなあ・・・』というようなことになるのです。
 人間の目というのは面白いもので、ボケた画像はそれほど注視しなようです。あまりボケた画像は、嫌悪感をもたらすことすらあります。一方、シャープな画像はそれだけで注目してしまうようです。そしていろいろ詮索してしまうこともあるようです。
 よく、花の写真などで接写で写して、花は当然ピントが合っているわけですが、背景をボカして写すことがあります。これは上に書いたことを応用した例でしょう。花をより目立たせる手法ということになります。
 一度、ぜひやってみてください。

プリント写真のデジタル化なら フォトセピア
URL : http://www.photosepia.co.jp/
mailto:info@photosepia.co.jp
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0


写真のデジタル化と修正

2006/11/11 10:01
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

 写真の修正。デジタル化のメリットは何かといえば、コンピュータで管理できるというのが上げられますが、私は、画像の再発見では無いかと思っている。再発見の意味は2つあって、昔のものにめぐり合えるということ、つまりデジタル化を機会に改めて昔に対して向き直って、その時の自分なりを見つめなおすということと、もう一つは、デジタル化を行なって画像を修正することで新たな発見があるということだと思います。私は、折角デジタル化するのであれば、そのカラー画像をもう一度よみがえらせて欲しいと思っています。単にきれいになるということ以上のインパクトがあるはずです。

 フォトセピアのデジタル化は、画像の修正ということを今行なっています。通常のデジタル化サービスでもカラーの色復元を行い出荷しています。勿論、かけられる時間の制約もあって、きめ細かい修正はできませんが、それでもかなりきれいな画像に復元できます。実は、フォトセピアのデジタル化は、入力以降の工程の方がはるかに時間を要しているのです。デジタル化で加わる欠陥の修正は勿論のことですが、写真にもともとあったゴミに相当する欠陥もできる範囲で修正しております。こうすることによって、写真は本当に見違えるほど良いものになり、そこから新たな感動や思い出がよみがえってくるのです。ご自分で写真をデジタル化される場合も、ぜひ修正までやってみてください。写真を見たときの満足度が必ずあがります。


プリント写真のデジタル化なら フォトセピア
URL : http://www.photosepia.co.jp/
mailto:info@photosepia.co.jp


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


デジカメで撮った写真のデジタル化

2006/10/08 16:55
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

 最近、お送り頂いた写真の中に、デジカメで撮った写真が結構含まれています。元のデータを消してしまった場合もありますが、気が付かずに送ってこられる場合もあるようです。
 一つ、問題なのが、インクジェットプリンタでプリントした写真の場合です。 インクジェットプリンタでプリントした写真は、インクを小さなドットにして印刷しています。写真に濃淡がある場合も、ドットの密度を調節することによって濃淡の表現を行ないます。従って、ルーペなどを使って見ると、小さなドットが観察できます。
 このドットで印刷された写真をデジタル化した場合、ドットの位置とデジタル化する最小単位(画素といいます)の位置関係によって濃淡が正しく表現できない場合が発生します。場合によっては、周期的なムラが発生することがあります(モワレと言います)。
 フォトセピアでは、ある程度この不具合が生じないように配慮はしておりますが、原理的には本来の画像の雰囲気と多少ズレが生じることがあることを認識しておいていただきたいと思っております。
 デジタルプリントサービスをご利用になった場合は、一般的にはインクジェットではありませんのでこのようなことはおきません。

プリント写真のデジタル化なら フォトセピア
URL : http://www.photosepia.co.jp/
mailto:info@photosepia.co.jp
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


写真をデジタル化すると、汚れた画像になってしまうことがあるのか?

2006/07/28 16:23
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

 何も配慮せずに写真をデジタル化してみると、実物の写真より汚れてデジタル化されしまうことがあります。
 ゴミやキズがあると、実物よりもその汚れが強調されてしまうからです。理由は、スキャナーの画像入力方式にかかわる原理的な問題です。人間が部屋の中で写真を見ている状態と、スキャナーが画像を入力する状態は全く違います。スキャナーの光源の関係もあり、散乱光の影響を強く受けてしまうからです。
 ゴミはある程度気をつければ、混入しないように出来ますが、こびりついたゴミは取らない限り影響を排除できません。キズの場合(キズと言っても、プリント上の薄いスジのようなものの場合です)は、どうしようもありません。
 フォトセピアでは入力した画像からこのような欠陥を除去修正することを行なっていますので、デジタル化した結果が、生の写真より悪くなるということはありませんが、修正を行なわないと、却って醜いものになってしまいます。
 
プリント写真のデジタル化、紙文書のデジタル化なら フォトセピア
URL : http://www.photosepia.co.jp/
mailto:info@photosepia.co.jp
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


JPEG画像の圧縮による劣化(3)

2006/05/18 10:49
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

 JPEG画像に変換した際の圧縮率がどの程度なのかというのがよく判らない場合があります。JPEGに変換するときにソフトによって圧縮率の指定の仕方が違います。ラフに高品質、中品質、低品質という程度の区分けをしているものもあれば、1から100までの数値で品質の程度を指定するものまであります。ここでは圧縮率が数値的に把握できるケースについて述べます。
 1から100までで指定するケースでも2通りあります。1が最も圧縮率が高くなる場合と、その反対で100が最も圧縮率が高くなる場合があります。
画像


 上のグラフは何も圧縮してない画像で4.5メガバイトの画像をJPEGに変換した場合の例です。AというプロブラムとBというプログラムでの圧縮の比較です。A(青点)は圧縮値1の時が一番高品質(圧縮があまりされてない)で100が低品質です。B(緑点)はその逆で、1が低品質で100が高品質。AとBでの比較をしやすいようにAの圧縮値を101−(Aの圧縮値)で定義しなおしたものが赤の点のプロットです。圧縮値の定義が違うものの、AとBは殆ど同じ圧縮性能を持っているといえます。
 ここでは便宜上圧縮値が100の時が最も圧縮されてない常態と定義しますと、100に対してイ80くらいまでの圧縮値でファイルサイズは急激に少なくなってきます。80以下になると、ファイルサイズはさほど急激には小さくはなりませんが、画質は徐々に劣化します。
 ちなみに圧縮値100の場合でもファイルサイズは1.2メガバイト程度ですので、この段階で既に4分の1程度に圧縮されてます。上記の圧縮率の程度は、画像の中身にも依存しますので、いつも上図のようになるわけではありません。目安と考えてくだだい。

プリント写真のデジタル化、紙文書のデジタル化なら フォトセピア
URL : http://www.photosepia.co.jp/
[mailto:info@photosepia.co.jp]
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


JPEG画像の圧縮による劣化(2)

2006/05/15 10:07
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。

 前回に続いて、JPEG画像の圧縮による劣化の話です。前回、大雑把に見て圧縮してもそれほど画像の劣化はないというお話をしましたが、細かく見るとどうかということです。
 比較して見るのが一番早いので、前回と同じ画像を用います。
画像

 上の写真の四角枠で囲った部分を拡大してみて見ます。ちなみに、四角枠の大きさは実際の写真上で約1cm角です。
画像

 上の写真は四角枠を拡大したもので、元の画像は圧縮してない画像です。
画像

 上の画像は、ファイルの大きさを約十分の一に圧縮したものです。

 今回は、差がお解りだと思います。良く見ると、下の圧縮した画像は、水面付近にモザイクのようなものがあります。又、人物の周りにオーラのようなモヤモヤしたものが見えます。最上段の写真に対して6倍くらいに拡大してますから、小さな写真を拡大すると見えるということです。

プリント写真のデジタル化、紙文書のデジタル化なら フォトセピア
URL : http://www.photosepia.co.jp/
[mailto:info@photosepia.co.jp]
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


タイトル 日 時
JPEGのファイルは書き換えで劣化するか?
JPEGのファイルは書き換えで劣化するか? プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2006/03/31 14:42

トップへ | みんなの「レタッチ」ブログ

美大生のための写真講座 by PhotoSepia レタッチのテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる