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みんなの「写真」ブログ


ライティング2

2014/10/21 16:12
 ライティングでは大きな光源を使うことが多いとお話しました。その理由は、陰影を強く付けずに、しかもある程度隈なく照明したいからです。物を撮る場合の基本になります。逆に陰影を強く付けるのは、凹凸を強調したい場合です。後者は特殊なケースと考えて良いと思います。

 そこで、なるべく均一に照明ができる大きな光源が必要になるのです。大きな光源を得る一番簡単な方法は、ライトバンクという照明機材を使う方法です。大きな箱のような形をして、面から光が出てくるのですが、前面にスクリーンが貼ってありますので、非常に大きな光源が得られます。ライトバンクの構成は、光源ランプと、拡散板です。単純なのですが、購入するとそれなりの値段がします。

 ここでは、普通の光源と、トレーシングペーパーでライトバンクを構成します。おおきなトレーシングペーパーは、カメラ量販店などで売っています。光源に余裕があれば、トレーシングペーパーでなくても構いません。無色、無地の紙でも結構です。

 光源は、どんなものであっても良いのですが、蛍光灯又はLEDランプが良いと思います。昔は、照明用の光源というとレフランプと呼ばれる反射ミラーのついたランプが用いられましたが、ワット数が大きいので、暑くて大変でした。LEDランプが使えるようになって、発熱が少なく安全です。ランプを選ぶ時に、指向性の強いものを選ぶと、トレーシングペーパーの広い領域を照明できませんので、なるべく指向性の弱いものを選んで下さい。

 投光器を使うという方法もあります。最近はLEDタイプがありますので、明るくて熱が出ないので便利です。

 設置の仕方のポイントは、下図に示したように被写体のなるべく近くにトレーシングペーパーを垂らし、裏からトレーシングペーパー全体に光が当たるように照明します。
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 では大きな光源の効果を比較してみましょう。下の写真は、普通のランプ(一般の白熱電球のサイズのLEDランプ)を被写体から50cm程離して撮影したものです。
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 上の写真でお判りと思いますが、先ず被写体のカップの右側にくっきりとした影が出来ています。カップの取っ手の形も影にはっきり出ています。本来、カップを写したいのですが、影がある程度できるのは仕方が無いとしても、くっきりとした影は邪魔です。見る人の注意が分散してしまいます。

 次に、大きな光源で写した場合を見てみます。次の写真は、光源は上の場合と同じですが、被写体までの距離は20cm程度に近づけてあります。そして、ランプの前に直径20cm程のトレーシングペーパーを入れてあります。
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 いかがでしょう。影は大きくボケています。従って取っ手の形状は影には出ていません。これぐらいボケれば影もそれほど邪魔にはなりません。

 さらに、後者の方が全体的に柔らかいイメージになっています。特に注意して見て頂きたいのは、一番明るい部分です。カップの右上のヘリのあたりに光源からの反射があります。この反射の強度を比較していただくと判りますが、小さな光源の場合は強く、下手をすると飽和してしまう(飛んでしまう)可能性もあります。一方大きな光源の場合は、反射の強度も少し弱くなっています。代わりに反射する領域が大きくなりました。これは光源が大きくなったからです。

 ほんのちょっと手間をかけるだけで、被写体をより良く見せることができるわけです。
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近くのものを写す・接写リングの使い方

2014/04/07 22:05
 小さなものを写したい時とか、物体の一部を拡大して撮りたい時、二つの方法があります。

 一つは、一番簡単な方法で、マクロレンズを使う方法です。マクロレンズというのは物体の近くに寄って撮れるレンズです。一眼レフの場合、普通のレンズは、広角レンズでも30センチ位からしか撮れませんが、マクロレンズはかなり近寄って撮れます。ただ、ひとつの欠点は、一般に価格が高いということです。近寄って撮ることを接写といいますが、昆虫や花を撮ることが趣味の人なら別として、一般的には接写をするということはありませんから、それ用のレンズを買うというのも懐に余裕がないと難しいです。

 そこで第二の方法が、接写リングを使うという方法です。接写リングは、レンズとカメラ本体の間に入れ、レンズを本体から遠ざけるものです。レンズを本体から遠ざけることで逆に、レンズに近い距離のものを写せるようになるのです。

 接写リングはいろいろなものが販売されていますが、一番手軽なものは、ただのワッカです。とは言っても、カメラのレンズマウントに取り付けられ、接写リングの先に本来のレンズを取り付けるわけですから、それなりの設えは必要です。最近は、レンズもオートフォーカスが中心ですので、本体とレンズとの間には電気信号のやり取りが必要ですが、マニュアル撮影覚悟であれば、ワッカで十分です。お金を掛けない接写の方法をご紹介するのが、このブログの目的です。私が使っているものも、ワッカが3種あり、それを組み合わせて使えますので、全部で8種類の接写リングの設定が出来ます。下の写真は、左端がレンズを付けるためのアダプタ、右端が本体に付けるためのアダプタ、真ん中の3つのリングを選択、あるいは組み合わせて所望の接写リングを作ります。
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 接写リングは一般的にいくつかの厚さのリングが用意されていて、最適な物を選択したり、組み合わせたりして使います。問題は、どういうリングを用意すればよいのかということです。以下に手順を追って説明します。

1 倍率の決定
 まず、写したいものの大きさとカメラのセンサーの大きさから倍率を決めます。倍率と聞いただけで、いやになってしまうかもしれませんが、それほど難しく考えることではありません。写されるもの(被写体)の大きさと、カメラのセンサーの大きさの比率です。例えば、指輪を写すと考えます。背景も含めて27ミリの領域を写真の短辺(縦方向)一杯に入れるとします。この場合、センサーの大きさを知っておく必要があります。FULLサイズであれば、24ミリです。APSCセンサーのカメラであれば、大体15.6mm程度です。ご自分のお使いになているカメラの取扱説明書で調べて下さい。ここでは実際に使ったカメラセンサーは15.4mmでした。27ミリの物体を15.4ミリに写すわけですから倍率は15.4/27=0.57倍です。

2 レンズの焦点距離を決める。
 次に、使用するレンズの焦点距離を調べます。焦点固定レンズ(単焦点レンズ)であれば、レンズに書いてあります。ズームレンズであれば、なるべく広角側のどこかで固定して考えて下さい。間違っても望遠側にはしないことです。ここでは単焦点レンズで焦点距離50mmの標準レンズを使う場合で説明します。

3 必要な接写リングの厚さを求める
 先ほど求めた倍率と、レンズの焦点距離を掛け算したものが、接写リングの厚さになります。この場合、倍率が0.57倍でしたので、焦点距離50mmのレンズでは50×0.57=28.5mmが接写リングの厚さになります。

4 実際に使用する接写リングを決める
 28.5ミリの接写リングがあればよいのですが、丁度よいものがあることは偶然以外には有りません。ここでは、接写リングの組合せで30mmのものが出来ましたで30mmにします。逆に30ミリのものを使うということは、倍率は0.6倍(=30÷50)になるということです。下が実際に組み合わせた接写リングです。
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5 接写リングを取り付けて確認
 次に設定した接写リングをカメラに取り付け、その上にレンズを付けます。
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 この状態で、レンズの焦点距離を∞に設定してください。
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この状態で倍率0.6倍の設定が完了したことになります。実際に撮影して確かめてみましょう。フォーカスはフォーカスリングを回すのではなく、物体とカメラの距離を変えて合わせます。フォーカスリングで合わせても良いのですが、その場合は、倍率が変わってしまいます。レンズの焦点距離を∞にして撮影したものが下の写真です(ノギスの目盛を接写したものです)。縦方向で26.5ミリの領域が画面の縦方向一杯に入っています。従って倍率は15.4÷26.5=0.58倍ですからほぼ狙い通りです。
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 50mmの標準レンズでここまでクローズアップの写真を撮れるのです。この接写リングは、純正のもので無ければ¥1,000〜¥1,500で手に入りますから、マクロレンズに較べれば随分安上がりです。

 但し、ひとつ注意しなければならないのは、レンズを本来の状態からずらして使いますので、多少レンズ性能が落ちるということです。上の写真でも中心と周辺でボケが違います。

 如何でしょうか? 接写リングなんて、難しそうとお思いではなかったでしょうか?倍率×焦点距離で接写リングの厚さを決めれば良いということを頭に入れておけば、そんなに難しいことではないですね。
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ライトフィールドカメラ(6)

2014/01/15 21:36
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ライトフィールド・カメラ(5)

2014/01/04 16:32
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ライトフィールド・カメラ(4)

2014/01/02 15:09
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ライト・フィールド・カメラ(3)

2013/12/08 13:55
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ライト・フィールド・カメラ(2)

2013/11/28 13:58
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ライト・フィールド・カメラ

2013/11/26 20:41
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キレの良い写真とキレを良くする方法

2013/06/24 14:24
 一年程前に、私にとってはとても衝撃的な写真を見る機会に恵まれた。その写真は私の友人から旅行の写真を送ってくれたものでした。その写真の何に衝撃を受けたかというと、メリハリの良さというかキレの良さと言ったらよいのでしょうか、とにかくクリアーなのです。

 普段私は一眼レフを使っています。以前は600万画素程度のもの、今は2400万画素程度のものを使っています。しかし、どう考えても、友人の送ってくれた写真のキレが良く、気になって仕方がなかったのです。その写真を下に示します。
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写真をクリックしていただければ、拡大表示可能です。

 おそらく、この写真の好き嫌いは人それぞれでしょう。もっとしっとりとした写真の方が良いという方も多いのではないでしょうか。そういう方は、このグログは意味がないのかもしれません。しかし、私は基本的に画面全部がくっきりとフォーカスが合っていて、クリアーな写真が好きなのです。一眼レフでボケ味を楽しむという方も多いと思いますので、私の好みは普通ではないのかもしれません。

 最初は、私の友人が私の持っているカメラより相当いいものを使っているのかと思っていました。しかし、写真を調べてみたら、なんとコンパクトカメラでした。コンパクトでも少し高級な部類に入るものですが、ズーム付きの1/1.7インチのセンサーのコンパクトカメラです。いわゆる今流行りの高級コンパクトではありません。画素数は1000万画素程度です。但し、送ってもらった写真はメモリーを節約するためか、150万画素になっていました。従って、画像をパソコンで少し拡大すると、いわゆるジャギーと呼ばれているギザギザの画像が出てきてしまいます。しかし、SXGAのパソコンモニターでめいっぱいに拡大する程度ではジャギーはほとんど気になりません。

 もらった写真の大半は広角側で撮影されていました。つまりズームは殆ど使っていないのです。それで、広角側でレンズさえ良ければこんな綺麗な写真が撮れるものなのかと思っていたわけです。しかし、コンパクトカメラですから、レンズのデータなどはどこにも書いてありません。いや、コンパクトと馬鹿にしてはいけない。一眼よりもひょっとして良いレンズかもしれない、とさえ思うようになったのです。

 そして、次にこの写真を印画紙にプリントしてみました。プリントはA4サイズの印画紙を使い、インクジェットプリンタでの印刷です。驚くことに、エッフェル塔の鉄骨の細部までがはっきりと解像しているのです。印刷したものにはジャギーは殆どみられませんでした。

 150万画素でこんなにくっきりして、A4サイズで印刷も全く問題がないとしたら、一体2400万とか3000万画素のカメラなど必要なのだろうかとさえ思ってしまったのです。

 しかし、どう考えても納得が出来なくて、その送ってもらった写真を細かく見てみました。そしてこの写真に一般の写真とは異なった特徴があることが判りました。それは、明⇔暗のレベル変化の鋭さです。上のエッフェル塔の写真の一部を拡大したものが下の写真です。
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 この拡大写真の矢印で示した部分を見ると、空の明るさから鉄塔の暗さの間が一画素の中で100%近く変化していることがお判りでしょう。少し上の当たりでは、中間の諧調がありますが、これは鉄塔が斜めになっているためです。

 通常、どんな良いレンズをもってしても、このようにクリアーにコントラストが変化することはありません。必ずなんからの中間的な明るさの領域が入ります。つまり、この画像はカメラで撮影した時の何らかの加工が入っているということです。最初に述べたようにこの写真は150万画素になっていました。カメラは1000万画素ですから、画素数を減らしてメモリに格納していたわけです。その過程で、非常にクリアーな画像が作られていたということになります。おそらく、この写真をカメラのフル解像度で撮影していたら、これほどキレのよい写真にはならなかったのだと思います。

 このことは、キレのよい画像を作る上で良いヒントになります。一般にキレのよい写真を撮るには、キレのよいレンズを使うということになります。キレのよいレンズとは、レンズの解像度性能でよく使われるMTFのグラフで1ミリ当たり10本のライン密度の画像を撮影した時の変調度で、90%以上の変調度を持つレンズと言われています。MTFの例を下に示しておきます。一眼カメラのレンズの単体性能には必ずこのデータが付いています。一部の最近の高級コンパクトでもMTFのグラフを記載しているものもあります。このグラフは横軸がレンズ中心からの距離、縦軸が変調度です。黒白のラインが並んだチャートを撮影して、変調度が1.0であれば理想的ですが、一般的にレンズ周辺に行くほど解像度が落ちますので、図のようにダレてきます。M30とM10と書かれているのは、1ミリ当たり30本のチャートと10本のチャートの2種類が表示されているということです。M30は解像度、M10はキレの良さを表していると言われています。S30、S10というのも書かれていますが、これはチャートの方向を示していて、M30とS30が直交したチャートになっています。
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 キレが良いと言っても、そもそもキレというもの自体があいまいな表現ですから高価なレンズを購入しても必ずしも満足できるかどうかは解りません。しかし、明から暗に垂直にレベルが変化する画像が手に入るのであれば、これ以上のキレのよい画像は存在しないことになりますから、加工によってキレを良くすることができるというのは写真を楽しむ上で選択肢が広がるのではないでしょうか。邪道と思われる方も当然居られるでしょう。

 では、キレのよい画像を手に入れるにはどうすればよいのでしょうか。友人の写真のように、どんなカメラでも画素数を抑えればキレのよい画像になるとは限りません。それは、画素数を落とす方式に依存するためです。それにどのような方式で画素数を落としているかということは、一般的にカメラの取説などには書かれていません。

 そこで、写真を撮る際は、高い解像度(大きな画素数)で撮り、それをソフトを用いて画素数を減らし、その際に画素数を減らす方式をキレを良くする方式に設定するという方式を用います。画素数を減らすのは、最低でも1/4以下の画素数にします。つまり、2400万画素の画像であれば、600万画素以下にするということです。できるだけ、画素数を少なくするのがコツです。そして、画素の補間方式としてニアレストネイバー法を用います。

 この方式は一言で表現すれば、間引きを行うということです。間引きを行いますから、画像のエッジで比較的に中間の諧調が選ばれる確率が低く、明から暗に一気に諧調が変化するということです。この方式を採用することにより、キレのよい画像が得られるのです。一般的な補間方式は、明るさが徐徐に変化するようにしているものが多いので、画素数を減らしてもキレはあまり変化しないのです。しかし、ニアレストネイバー法は、補間計算をしない方式ですので、キレが良くなるのです。

 友人の写真の例でも、元の画像のフォーカスが適正であれば、150万画素の画像でも、PCの画面で問題なく表示できますし、A4くらいまでのプリントであれば、全く問題なしです。オリジナルの画像が保存してあれば、元に戻すこともすぐにできますので安心です。

 実際に1600万画素のコンデジカメラの写真を加工したものを下に示します。大元の画像で比較してもこのブログ上ではあまりはっきり表示できないので、拡大したもので比較します。1600万画素の画像を133万画素に圧縮してみました。上が普通に画素を減らしたもの。下が、ニアレストネイバー法を使って画素数を減らしたものです。
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 昔であれば、キレのよい写真を撮ろうとすると、フォーカスを正確に合わせ(時にはアオリ機構をつかって合わせたり)、キレのよいレンズを使ってやっと実現できたのですが、今はデジタルの処理でキレの良さを実現できるということになります。デジタルだからこそ可能になったということです。また、カメラの画素数が多い場合は、キレをよくする上で有利です。

 キレをよくする方法としてエッジを強調するという方法もありますが、エッジのレベルのオーバーシュートやアンダーシュートが発生してしまいますので、どうしても不自然になります。

 キレというのをもう少し科学的な表現をすれば、コントラストがよくて、エッジが立っている写真ということでしょうか。必ずしも解像度ではないということです。
 そして、キレの良さの一因に、上述したエッジの立ち上がりの差があるのではないかとの結論に達しました。その立ち上がりとは、デジタルカメラでの1画素の間で90%以上の明るさの変化が起きていると、ヌケが非常によく感じるということがわかりました。通常、一眼レフなどで撮っても、1画素で90%程度まで明るさが変化する写真はなかなか写せません。もちろん強調などは無しという条件です。それはレンズの制約もあれば、センサーの前のローパスフィルターの影響もあります。センサーとエッジの位置関係にも依存します。
   
 もちろん、解像度が必要になるような写真もあるわけで、ヌケやキレだけが良ければよいというものでもないとは思います。しかし、キレのよい写真というのは、見ていて非常にクリアーですし、ビビッドな表現ができて私は非常に好きです。
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像面位相差方式(4)

2012/07/26 13:58
 前回の説明で、像面位相差の基本的な原理をお示ししました。
 今回は、この基本原理を実際のカメラでどう使っているかという話です。

 前回は、ひとつのセンサーでの働きを説明しました。実際には、前回も少し触れましたが、2つのセンサーをペアにしたものを使います。スリットの位置が画素の中心に対して対称な位置にある2つの画素をペアにします。一例を下図に示します。
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 上図は、撮影用のセンサーの中にAF用の画素が入っていることを示しています。カメラのセンサーのほんの一部を拡大したものです。色が付いているのはカラーフィルターの色を示しています。
 スリットの位置が左右対称になっている二つの画素を近接させます。遠く離れてしまうと、像そのものが異なった像になってしまいますので、像のズレを検出することが出来なくなってしまいます。そして、このペアの画素を画像センサーの必要な部分にちりばめているのです。フォーカスを検出する画素の数は各社各様だと思いますが、おそらく数万は下らないと思います。

 この画素を一定間隔で例えば横に配置し、それを一列に並べると、一次元センサーを並べたことと同じことが実現できます。(下図) これも、画像センサーの一部のみを示していますが、ペアのセンサーをひとつの点で示しています。それが、一定間隔で複数ならんでおり、一次元センサーのような構成になっているのです。横方向のみではなく、縦方向のフォーカスも検出する必要がありますので、縦の並びも用意されます。図では赤の点です。このようなものが、画像センサーのあちこちに散らばっているわけです。
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 左右対称のセンサーを各々別々に取り出し、二つの一次元センサーもどきの画像を比較し、そのずれからフォーカスのズレ量を計算するのです。このあたりの考え方は、いままでの位相差方式と同じ考えです。それを画像を読取るセンサーの中で一緒に実現しているのです。フォーカス用のセンサーから得られた信号をグラフ上に示したのが下の図です。2種類のスリットを通して得られた信号は焦点のずれに応じて間隔(位相)がずれて出力されます。この間隔が特定の値になるようにレンズを制御すれば、オートフォーカスが実現できます。下の図は、信号を取りだしたところを示しております。片側のスリットの信号の複数の画素をならべたものが青、対称配置のスリットをもつセンサーの出力を並べたものが赤です。横方向にズレが生じています。このずれがある値になるように、フォーカス用のレンズを制御すればよいのです。
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 像面位相差方式の説明は、以上とさせていただきます。少し、難しい話になってしまいましたが、なんとなく概要がつかめていただければと思います。
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タイトル 日 時
像面位相差方式(3)
像面位相差方式(3)  前回はマイクロレンズの働きについてお話しました。今回は、実際の像面位相差方式についての内容です。 ...続きを見る

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2012/07/22 16:11
像面位相差方式(2)
像面位相差方式(2)  前回は、像面位相差以前の予備的な話でした。今回は少し進んで、像面位相差におけるマイクロレンズの働きについてご説明します。 ...続きを見る

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2012/07/17 15:26
像面位相差方式(1)
像面位相差方式(1)  比較的新しく採用されている方式で像面位相差方式というものがあります。富士フィルムがコンパクトカメラに採用し、その後ニコンのミラーレス、最近ではキャノンの一眼レフにも採用されています。 ...続きを見る

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2012/07/16 21:19
位相差AF(1)
位相差AF(1)  前回に引き続き、AF(オートフォーカス)方式についての説明です。  今回は位相差AFです。主に一眼レフで使われているAF方式です。前回述べたコントラスト法と違って、専用のセンサーが必要になります。センサーを組み込むスペースも必要になりますので、コンパクトカメラでは殆ど使われていません。 ...続きを見る

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2012/06/24 22:06
デジカメの画素数と解像度
デジカメの画素数と解像度  デジカメの解像度は主に使用しているセンサーで決ります。従って、デジカメを購入するときに、何万画素のデジカメであるかということは購入する上での大きな条件です。 ...続きを見る

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2012/02/04 08:59
マクロレンズ その1
マクロレンズ その1  近接撮影(いわゆる接写)のできるレンズをマクロレンズと言います。通常のレンズは縮小レンズです。マクロレンズは小さなものを写すのが目的ですから、なるべく倍率を高くして写すようにするわけです。倍率を高くとは言ってもせいぜい1倍(等倍)です。等倍というのは、レンズと被写体の距離がレンズとイメージセンサーの距離に等しいという条件です。つまり、レンズと被写体の距離が非常に近くに設定できるということです。これがマクロレンズを使う上での一番の特徴です。 ...続きを見る

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2012/01/22 11:41
説明的な写真にしない方法
説明的な写真にしない方法  『説明的だ!』と言われることがよくありますし、そういう評論も良く見かけます。説明的という表現って、変な日本語です。辞書を引くと解説的となっています。私が想像するに、わかってしまう写真ということなんじゃないでしょうか。実用的な写真であれば説明的であることが重要です。面白い写真を撮ろうと思うのであれば、全て説明する必要はないのです。全て説明すると、見た人の思考がそこで止まってしまうわけですから、面白さがなくなってしまうのだと思います。そもそも面白いということがどういうことかというと、興味をひかれる... ...続きを見る

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2012/01/14 12:01
写真入力に適したスキャナー(6) スキャナーのゴミに対する特性
写真入力に適したスキャナー(6) スキャナーのゴミに対する特性  スキャナーで入力する際に必ず問題になるゴミの影響について以下に説明します。 ...続きを見る

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2012/01/05 11:25
写真入力に適したスキャナー(5)
 CCDタイプのスキャナーで一つだけ注意が必要なのは、解像度の定義です。CCDタイプのスキャナーはフラトベッドであろうがドキュメントスキャナーであろうが光学系が必要になりますのでCCDの解像度以外に光学系の解像度が影響します。多くのスキャナーで『○○○DPIの高解像度』というような表現をしておりますが、これは取込のドット数のことであり、本当にそのドット数に見合った解像度を持っているかどうかは別です。例えば2400DPIの解像度で入力が可能となっていても、実際の光学系の解像度がそれに見合ってない場... ...続きを見る

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2011/12/30 16:52
写真入力に適したスキャナー(4)
写真入力に適したスキャナー(4)  前回CCDタイプのスキャナーとCISタイプのスキャナーの2種類があることをお話しました。そして、写真の入力用にはCCDタイプのフラットベッドタイプが良いということもお伝えしました。 ...続きを見る

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2011/12/27 08:54
写真入力に適したスキャナー(3)
写真入力に適したスキャナー(3)  前回お話した二種類のスキャナーとも読取りの為のセンサーに2種類のものがあります(計4種類のスキャナのタイプがあるということになります)。CCD(Charge-Coupled Device)タイプとCIS(Contact Image Sensor)タイプです。 ...続きを見る

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2011/12/19 17:19
写真入力に適したスキャナー(2)
 前回ご紹介した2種のスキャナに関し、別の観点から比較してみます。 ...続きを見る

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2011/12/17 08:51
写真入力に適したスキャナー(1)
 写真をデジタル化する際に使われるのがスキャナーです。しかし、スキャナーと言ってもいろいろな種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。ここでは、プリント写真のデータ化という観点で、最適なスキャナーについてお示ししたいと思います。 ...続きを見る

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2011/12/16 15:49
デジタルカメラのラチチュード
デジタルカメラのラチチュード  前回、フィルムのラチチュードについて説明しました。では、デジタルカメラはどうでしょう。デジタルカメラの特性を比較のために同じような図にしてみました(CCD,CMOS特性のグラフ)。フィルムの場合と同じように、縦軸横軸とも1の違いが10倍の違いに相当します。比較のために前回引用したネガフィルムの特性を一緒に示してあります。 ...続きを見る

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2011/12/08 13:51
ラチチュード(フィルム)
ラチチュード(フィルム)  写真の世界では、『ラチチュード(latitude)』という表現が時々出てきます。latitudeは寛容度などと訳されますが、写真の場合は、露出の許容度のことを指します。ラチチュードが広いということは、明るい側で飛んでしまったり、暗い側でつぶれてしまうようなことが無いことを指すわけです。ラチチュードが広かったり狭かったりする理由は、露出に対して得られる画像の濃淡が1:1に対応していないから起きるのです。つまり、例えば非常に明るい光を当ててしまったとき、それでも画像が飽和しなければ(白トビが発生し... ...続きを見る

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2011/12/01 09:08
最大撮影倍率
 一眼(レフ)用のレンズを購入する場合、通常あまり気に留めないと思いますがカタログに最大撮影倍率という数値が記載されております。表現としては 1/4 とか 1:4 あるいは 0.25倍(0.25X) などと書かれています。どれも同じ意味ですが、上の例ではそのレンズによる倍率が四分の一ということです。写真を撮った時に、センサーやフィルム上に実際の被写体のサイズの最大四分の一の大きさで撮影されるということです。これ以上の大きさでは写せませんということになります。 ...続きを見る

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2011/11/14 11:21
シルエット
シルエット  写真を写すシチュエーションで、シルエットというのが私は好きです。全ての物体を影だけにしてしまいますので、単純化されて印象が強くなります。 ...続きを見る

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2011/08/11 08:31
インクジェットプリントの解像度
 インクジェットプリンタの解像度は9600×2400DPIとか、5760×1440DPIなどという数値になっています。ところが、実際に写真を印刷するのにこれほどの高い解像度が要求されるはずかありません。 ...続きを見る

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2011/07/25 16:07
レンズのコントラスト
レンズのコントラスト  前回のレンズの解像度の説明で、コントラストという表現がありました。  コントラストというのは下の図にあるような式で表現します。縦軸は、写真の明るさ、横軸はカメラのセンサー上の位置です。一番明るい部分がImax、一番暗い部分がIminです。一番明るい部分と一番暗い部分の差が大きいほど、コントラストが高くなるのです。 ...続きを見る

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2011/07/23 12:20
フィルムの解像度
 デジカメ以前に主流であったフィルムの解像度がどの程度あったかということに着目してみました。それは、今のカメラの一つの基準になっていたからです。 ...続きを見る

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2011/07/18 11:14
露出を変えて撮るブラケティング
 デジカメで写真を撮って、液晶モニターで確認したにも関わらず、パソコンで写真を見ると露出が自分の印象と随分違っていたという経験はどなたでもお持ちだと思います。 ...続きを見る

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2011/07/10 11:05
コンパクトカメラを選ぶ(感度で選ぶ)
 いつも述べているように、感度の良いカメラを持つというのは、いろいろなメリットがあります。従って少しでも良い感度のカメラを求めたいということになります。 ...続きを見る

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2011/07/06 09:57
アラーキー
 昨日、写真家荒木経唯とビートたけしの対談をNHKで見ました。写真は贋物、現実の模倣であって創作ではないという考えは頭を殴られたような感じがします。写真を撮ろうとすると、どうしても上手に撮ろうという意識が働いてしまう。そのことを排除して、写そうとしているものの中身というか臓物を引きずり出してやろうというそんな感じがする写真。写真は残すものだという原点に立っている。どこからか、写真は創作というようなポジションを占めるようになっているけれど、原点は創作ではなかったというのは説得力がある。  そうい... ...続きを見る

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2011/06/16 11:06
3Dではなくて2D
3Dではなくて2D  先日テレビの映画コマーシャルで、3Dと表示され、しばらくして、それにバツが打たれ、2Dと改めて表示したものを最近見て、思わず笑ってしまいました。2Dというのは当たり前の従来の映画ですから、3D映画流行りの皮肉でしょう。 ...続きを見る

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2010/05/25 09:50
写真の色調整(3)
写真の色調整(3)  色の調整の方法でよく用いられるのが、カラーバランスです。 ...続きを見る

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2010/04/22 09:52
写真の色補正(2)
写真の色補正(2)  先ずは、自動補正を試してみるのが良いと思います。自動補正は、スキャナーなどに付属しているソフトに含まれている場合が多いと思います。  しかし、前回お話したように、自動補正では補正しきれないものが2〜3割はあります。  上の写真は補正前の写真です。赤茶けてしまっているのがお判り頂けると思います。写真の右側に、ヒストグラムが示してあります。これは写真の中の赤、緑、青の成分がそれぞれの強度がどの程度の頻度で表れているかを示しているかを示しています。写真をデジタル化したり、デジカメの写真の... ...続きを見る

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2010/04/14 13:18
写真の色補正(その1)
 写真の色補正について少し述べてみます。 ...続きを見る

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2010/03/19 23:12
人物写真 カメラを見てない時がチャンス
人物写真 カメラを見てない時がチャンス  写真の多くは記念撮影であることが多い。従って、人物はカメラの方を向いている。しかし、ほとんどの場合、つまらない写真にしかならない。記録としての写真としてはもちろん価値がある。しかし、第三者が見て、面白い写真にはならない。当人にとっても印象的な写真にはならない。 ...続きを見る

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2010/02/22 09:37
多重露光、バルブ露光
 先日、横浜の新聞博物館で開催されている報道写真展に行ってまいりました。6月頃開催される世界報道写真展は、世界の報道写真家の写真が対象ですが、こちらは日本国内が主体です。どれも素晴らしい写真でしたが、ひときわ印象に残ったのは沖縄石垣島でとったホタルの写真でした。連続で一秒間に数コマ以上でシャッターを切って、もちろんストロボは使っていません。かなり感度を上げているようですが、真っ暗やみでホタルが飛ぶ軌跡が点のつながりで表現されていました。おそらく、真っ暗やみではなく、日没直前のような多少光がある状... ...続きを見る

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2010/01/27 08:45
キャッチライトを使ってみる
キャッチライトを使ってみる  目に光が当たっていると、目が生き生きしてきます。これをキャッチライトと言いますが、ポートレートや近くで人物を写す時は、なるべくキャッチライトを入れるべきです。  目の反射光が入るように写す方向を決めればよいのですが、背景の関係で難しい場合があります。そういうときは、人為的なキャッチライトを導入します。ストロボを使えば簡単にキャッチライトが入れられますが、ランプを点灯したり、反射板をつかうことでも実現できます。カメラの後ろ側を明るくすれば簡単に入れられます。  キャッチライトを導入すると、目... ...続きを見る

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2010/01/06 13:11
ちょっとだけ見せる
ちょっとだけ見せる  面白い被写体に出会ったとき、それを正面から全部写してみたくなるのは当たり前です。でも、それでは面白みがなくなってしまいます。そこで、全部を見せずに、一部だけを見せるという方法があります。少しだけ見せることで、見る人はこれは何だろうと思います。つまり、注意をひきつけることができるのです。その為には、ちょっとだけ見せることと、他のものへは注意が向かないようにすることです。注目すべきものはちょっとだけ見せ、他のものは写さないかぼかしてしまう。  上の例では、注目してほしいのはあくま... ...続きを見る

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2009/12/28 15:20
もっと感度を
もっと感度を  あまりにも美しい夕焼けでした。昨日のことです。慌てて飛び出して、思いっきりISO感度を上げて撮った写真です。美しい夕焼けは、そう毎日見られるものではありません。そして、夕焼けは、時々刻々と変わってしまいます。シャッターチャンスは多分数分からせいぜい10分程度だったでしょうか。 ...続きを見る

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2009/11/15 11:24
枠を利用する−その2
枠を利用する−その2  下の写真も枠を使った構図です。ターゲットは秋の空ですが、回りの木々を枠のように入れることで空が引き立ちます。  前回と同じように、額縁構図と言っても、4辺が囲まれている必要はありません。とにかく囲まれているものの向こうに気を引くものがあったら、よい構図が作れる可能性があるということを頭の片隅に入れておくとよいと思います。 ...続きを見る

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2009/10/27 10:31
枠を利用する(額縁構図)−その1
枠を利用する(額縁構図)−その1  写真を撮る時に、枠の中に被写体を入れて撮るという方法が良く使われます。額縁構図などと呼ばれています。 ...続きを見る

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2009/10/26 10:27
枚数を多く撮るということ
 写真というのは、ちょっとした条件でまったく違った写真になってしまいます。絵画は、時間をかけてじっくり完成させるわけですから、自分が気に入るように徐々に完成に導いていくわけです。しかし、写真は一瞬で完成してしまいますし、基本的に修正の余地が少ないものですから、その特性を頭に入れて写真を撮る必要があると思っています。 ...続きを見る

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2009/10/24 11:12
被写体を見つける
被写体を見つける  少し前にシャッターチャンスの話をしましたが、下の写真も偶然に撮れた写真です。 ...続きを見る

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2009/10/19 10:23
大きく見せるスケール感の出し方 2
大きく見せるスケール感の出し方 2  近い被写体と遠い被写体を両方入れてスケール感を出すという方法もあります。下の写真をみてください。 ...続きを見る

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2009/10/18 09:39
人物を入れてスケール感を出す
人物を入れてスケール感を出す  人物を入れることで、スケール感を出すという方法があります。あるいは、スケール感を強調する方法としても使えます。 ...続きを見る

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2009/10/15 10:20
雰囲気を出す撮り方
雰囲気を出す撮り方  旅行写真であっても、街の写真であっても、その場の雰囲気を出すというのはなかなか難しいものです。そういう時に、意外に効果があるのが、フラットな構図です。フラットというのは、遠近感を無くした撮り方です。通常、建物などを撮る場合、斜めの位置から写すというのが常道です。これは、斜めから写すことにより遠近感が出るからです。しかし、そういう写真に慣れてしまっているため、面白みのない写真になってしまうのです。 ...続きを見る

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2009/10/13 11:01
その場の感情を写し取る
その場の感情を写し取る  何かを撮るとき、なぜ撮るかということを考えてみるのもよいかもしれません。写したいと思った瞬間に、何かを感じたはずです。単に綺麗であるということもあるかもしれませんが、それだけでは写真にはならないと思います。何らかの感情がそこに存在する、それは、誰もが共有できる感情であるとは限りませんが、少なくとも写そうと思った人が感じた感情があるはずです。 ...続きを見る

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2009/10/12 10:41
光を写す
 写真というものは、風景や人物を写すもの。当たり前の話です。しかし、ちょっと違った見方をすると、写真は光を写していると考えてもよいのです。多くの場合、太陽から発せられた光が、山や海や花や動物、あるいは人物の表面で反射したり、散乱したりした光をフィルムやセンサーに導いているのです。 ...続きを見る

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2009/10/09 21:33
シャターチャンスはめったに来ない
 先日、横浜の大岡川のそばを歩いていたとき、橋の上流に突然一人乗りのボート(シングルスカル)が川を下っているのを見かけました。その時は、たまたまカメラをカメラバッグに入れて歩いていたのです。慌てて、カメラバッグからカメラを取り出そうとしたのですが、時すでに遅し。ボートは私の立っていた橋の下に消えてしまいました。 ...続きを見る

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2009/10/08 21:13
写真撮影における効果の強調
 下の2枚の写真を見ていただきたい。 ...続きを見る

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2009/10/07 13:58
写真の立体感
 つまらない写真になる多くの原因は、立体感の不足です。写真はもともと平面ですから、二次元の情報ですが、人間はそれを見て手前にあるもの、奥にあるものを瞬間的に認識します。つまり、頭の中で立体的な画像として捉えているということになります。平面的な写真の場合、その作用が頭のなかで生じないことになります。人間が普段見ている世界は、立体の世界ですから、そこに二次元の世界を見せられると現実感がなくなるのです。  単なる模様とか、紙の上の文字のようなものは、もともと立体という認識がないので、そういう違和感は... ...続きを見る

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2009/10/06 11:41
写真を撮るときの妥協はやめよう
 自分で写真を写す時、どうしても、まあこのアングル、この構図、この露出で良いかなと妥協して撮ってしまいがちです。妥協もへったくれもないような状況でシャッターを切らざるを得ないこともあるとは思いますが、そうでなければ、自分なりにこれがベストだと思う状況を作ることが大切だと思っています。私は、気に入らなかったらシャッタを押さないように心掛けているつもりです。そんなこと気にせずに、どんどんシャッタを切るべきだとおっしゃる方もおられますが、私の流儀は、ベストを見つけるという考えです。もちろん、露出などは... ...続きを見る

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2009/10/05 08:54
気に入った写真を撮るためにの練習
 よい写真を撮るためには、練習が欠かせない。自分でたくさん写真をとって、良いか悪いかを後でよく確かめる。どこが悪いのかを確認することで、同じ失敗をしないようにする。当たり前のことですが、何をするにしても訓練が必要だと思います。  でも、もっと良い方法があります。それは、良い写真をたくさん見ることだと思います。我流でたくさん練習して、自分の独特の世界を築くという方法もあると思いますが、特殊なケースと考えてよいでしょう。むしろ、良い写真や絵をたくさん見て、そして、何が良かったのかをよく分析すること... ...続きを見る

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2009/10/04 11:43
3分割法
 花でも人物でも、主題が一つのものであれば、その主題を中心に置くというのが基本だと思います。但し、その状況によって、配置を少しずらすことがあります。中心からずらす方法で、よく用いられているのが3分割法という手法です。基本は写したいものを中心にもってくるのですが、3分割法というのは、画面を縦横に三等分してその交点に被写体の中心を持ってくる方法です(縦、横のみの3分割で良い)。それには理由があります。  被写体というものは、被写体単独で存在できるものと、背景とか周囲の状況と相俟って存在しているもの... ...続きを見る

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2009/08/29 11:54
ISO感度を上げて人物写真を撮る
 人物写真というと、顔を写すものと思ってしまいますが、必ずしもそうとは限りません。題材はいろんなところにあります。ちょっとした日常的な仕草、手や足の構え、何でも良い。顔よりも表情がある場合があるのです。こういう写真は、室内で急に撮らねばならない場合が多いと思います。ところがストロボを焚いてしまうと、自然な感じが無くなってしまいます。だから、感度を思い切って高く設定しておくのが良いのです。感度を高く設定すると、ノイズが増えてざらざらした感じになりますが、風景などと違って美しく撮るよりも人物やしぐさ... ...続きを見る

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2009/08/12 10:17
望遠を使って人物写真を撮る
 前回、人物写真を撮るときに、ぐぐっと寄って、アップで撮ってみようという話をしました。ぐぐっと寄ってアップで撮る以外に、もうひとつ方法があります。それは望遠レンズを使うことです。この方法は、明るい所でしか使えませんが(ストロボは遠くまで届きません)、アップで撮るには最適な方法です。望遠レンズは遠くのものを撮るのに適していると思っておられる方が多いと思いますが、決してそういう使い方だけではありません。 ...続きを見る

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2009/08/01 11:06
人物写真を撮る
 私にとっては、一番難しい写真です。私は、人を撮るということの意味を考えます。風景は、その美しさや面白さに惹かれて撮ります。いつも言っているように、どこに惹かれたかということを見つけて撮ろうとします。でも、人の場合は、よほど美しい人であれば別かもしれませんが、一見したところで惹かれるというのは稀なことです。 ...続きを見る

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2009/07/09 09:38
写真を撮るコントラスト
 写真のコントラストについては、個人的には強いコントラストのものを好んでいます。  なぜ、強めのコントラストが好きかというと、その方が写真にめりはり出るからです。コントラストの低い写真が良くないというわけではありません。状況によっては、低コントラストの写真が良い場合もあります。しかし、コントラストの低い写真は、平面的、説明的になりがちですから、低コントラストで印象的な写真を撮るのは結構難しいことです。  コントラストというのは、トーン(色調)やキー(明るさ)と混同されやすいのですが、明るさと... ...続きを見る

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2009/06/30 11:40
見たことのない世界・世界報道写真展
 今回は写真の撮り方からちょっと脱線します。でも、写真を撮る原点に関係する話です。  今年も、写美(東京写真美術館)で行われている世界報道写真展に行ってきました。ニュース関連の写真と現代社会の問題を浮き彫りにした写真には、どちらかというとちょっとぎょっとするような写真が多いのですが、スポーツや自然をテーマにしたものは見ていても本当に勉強になります。 ...続きを見る

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2009/06/25 10:02
写真を撮る姿勢
 みなさん、写真を撮るときにどんな姿勢で撮っていますか。立って撮る、座って撮る、寝転がって撮る・・・。でも、大半の撮影者は、立って撮っています。ほとんどの人が、今居る状態でカメラを構えて取ります。もちろん立って撮ること自体が間違っているわけではありません。しかし、時には座ったり、横になったり、高い所に登ったりしてみて撮ってみてはいかがでしょうか。  自分のイメージを写真に焼き付けるのですから、自分のイメージに合った条件を探す必要があるのです。  低い姿勢で撮ると地面や床がカメラの近くに迫って... ...続きを見る

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2009/06/15 13:30
写真を撮るピント
 望遠などを使って、主題の背景をボカすという手法やよくつかわれます。しかし、写真の基本はピントがあっていることです。全てにピントあっていて、なおかつ主題がクリアーに表現されているのが一番見ていて美しい写真です。ボケた写真から受けるのはストレスしかありません。 ...続きを見る

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2009/05/05 14:18
写真を撮る色調
 写真も一種の芸術作品と考える。芸術作品には、色調というものがある。私は、絵画を見ることが多い。写真以上に絵画を見ているかもしれない。絵画を見たり、写真を見たりする間に、ある一つの法則があることを発見した。それは、すぐれた作品には色調の統一性があるということだ。特に、中世の作品にはその傾向が強いが、近世から現代にかけても統一のとれた色調を持つ芸術作品が多く見受けられる。  統一の取れた色調というのは、具体的にはあまり多くの色彩を使わないということである。反対色を多用した芸術作品というのはあまり... ...続きを見る

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2009/05/02 11:34
写真を撮る距離
 写真を撮る対象が人物であることが多い。人間は一番面白い被写体である。記念写真であっても構わないが、一番面白い写真は被写体が何かを物語っている写真。  何れにしても、人物を撮る上でこれだけは守った方が良いのが、被写体までの距離。私が、最初に写真の撮り方を教わった時に教えてもらったのが、この距離の保ち方。  写真というのは、被写体から離れて撮る。当たり前だが、これが写す時の距離・スタンスに影響してしまう。そして、もうひとつそばに寄ることに恥ずかしさも妨げになる。  私は、人物を撮る基本は広角... ...続きを見る

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2009/04/21 11:42
写真を撮る枚数
 写真を上手く撮る秘訣は、できるだけ多くの写真を撮ることだと思います。その理由は、先ず第一に多くの写真を撮ることで腕が上がるということがあります。写真を撮って、自分で結果をみて、もし気に入らなかったらそこに何が欠けていたのかを考える必要があります。その経験が次に少し良い結果をもたらすものです。 ...続きを見る

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2009/04/05 11:47
写真を撮る天気
 天気の良い日は、写真日和と思ってしまいます。現に私もそう思っていました。特にカラー写真を撮る場合は、色鮮やかに撮れると思ってしまいます。確かに、青い空を入れるには良い天気が条件になります。しかし、青空を入れることが必然でなければ、天気の良い日が良い写真が撮れるというわけではありません。前項の『写真を撮る時間』でも説明しましたが、天気が良い日はコントラストが強くなりすぎる可能性があります。日があたっている部分と日陰の部分のコントラストが強いためです。むしろ曇りの方が明るい部分から暗い部分まで幅広... ...続きを見る

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2009/03/19 10:18
写真を撮る時間
 写真を撮る場合、いつごろ撮るのが良いのでしょう。もちろん、ケースバイケースですが、風景などを撮る場合原則として朝か夕方が良いと言われています。理由は、二つあります。ひとつは、光の方向が横から当たるのが朝か夕方だからです。写真を撮るというのは、太陽などの光の反射光、散乱光をフィルムや撮像素子に記録するわけですから、そこには光と影があります。写真は、光と影を写しているのです。そして、朝とか夕方は太陽に高さが低いので、陰は横方向に出やすくなります。一方昼は太陽は上から光を落としますから、陰が出にくい... ...続きを見る

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2009/03/16 08:57
主題の何に惹かれたかを考える
 主題をめいっぱいに入れるという話をしました。その前に、ひとつ考えておかねばならないことがあります。自分がなぜその主題に惹かれたのかということです。  色の美しさ、大きさ、形、華やかさ、やさしさ、ほほえましさ、悲しさ、寂しさ、勇ましさ、おそろしさ、楽しさ、うれしさ、不思議さ、すがすがしさ、あたたかみ、ひょうきんさ、重々しさ、りりしさ、おしとやかさ、たくましさ、騒々しさ、忙しさ、・・・  まだまだいっぱいあると思います。そして、自分が惹かれた主題の中に、上の『〜さ』のどれが入っているかというの... ...続きを見る

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2009/03/09 11:46
写したいもの(主題)を画面いっぱいに
 写真を撮りたいという衝動に駆られて、写真を撮るわけです。でも単に衝動だけでは自分の思ったような写真はなかなか撮れないものです。なぜでしょうか。それは、なぜ撮りたいと思ったのかということがはっきりしてないからでしょう。 ...続きを見る

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2009/03/01 20:54
自分の表現したい写真を撮るために
 何のために写真を撮るか。もちろん人様々ですが、飯を食うために撮るとか、記念に(記録として)残しておきたいとか、撮ってくれと言われたから撮るというような写真そのものが目的ではない目的はちょっと取り敢えず置いておき、撮る衝動的なものを考えてみたのです。  美しいから残しておきたいとういのは一番よくありそうです。この種のものでも、色的に美しいものと、絵的に美しいものがあると思います。少なくとも、白黒写真の時代は、絵的に美しいというのが主体だったはずです。光の造形というようなものでしょうか。 ...続きを見る

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2009/02/25 09:16
オートフォーカスがかからない(オートフォーカスの理)
 物体に焦点を合わせる時に、オートフォーカスを使うのは今では常識になっています。しかし、オートフォーカスがうまく合わなくて困った経験をお持ちのかたも多いと思います。そこで、オートフォーカスを合わせる時に心得ておくべきことをお話します。  そもそも、世の中のカメラのオートフォーカスというのは、レンズから入ってきた画像を用いているということをまず認識してください。画像を用いているということは、@それなりの明るさの被写体であること、Aそれなりのコントラストを持った画像であること、Bそれなりに急峻なコ... ...続きを見る

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2009/02/16 08:54
画面の中心にない被写体にフォーカスと露出の両方を合わせる方法
 前回のブログで、画面内の特定の物体にフォーカスを合わせる方法として、AFロックの使い方を説明しました。その時に、AFロックしてから構図を決めてシャッターを全押しすると、露出が変わってしまったということが起きました。  この原因は、露出のための測光をポイント測光で行っていたためです。AFを任意の位置でかけるようにするには、中央のポイントAFを使いました。同様に露出も特定の被写体に合わせるには、ポイント測光とか中央部重点測光を使います。AFをロックする時に花にAFを合わせますが、この時、露出も花... ...続きを見る

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2009/02/07 11:42
画面の中心にない物体に焦点を合わせる方法(AFロック)
 カメラのAF(オートフォーカス)センサーは機種により様々です。センサーも多点になってきており、ファインダーの中のいろいろな部分で焦点を合わせることができるようになってきています。  ただ、機種ごとに使い方も違いますし、一眼レフとコンパクトカメラでも異なります。また、どんなものにでもフォーカスが合わせられるわけではありません。最近のカメラの操作が複雑になりすぎていることもあり、慣れないモードで使っていて、思ったようにフォーカスがかからなくて困ってしまう場合があります。ですからフォーカスが合わな... ...続きを見る

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2009/02/01 14:10
シャッターについての補足
 数回前のブログで、フォーカルプレーンシャッターを説明しました。フォーカルというのは焦点という意味ですから、焦点面シャッターということになります。もともと、一眼レフのフォーカルプレーンシャッターというのはフィルムの直前、センサーの直前に入れますので、すなわち焦点が合う場所に入れるシャッターということが語源になっているわけです。 ...続きを見る

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2009/01/27 21:57
ストロボの影を無くす方法(バウンス照明)
 美術品などを室内で撮影する場合、しっかりした照明(ライティング)ができるのであればよいのですが、それができない場合は、ストロボを使うことになります。しかし、ストロボは、いくらスローシンクロモードのような使い方をしても、強烈な影を無くすのは困難です。 ...続きを見る

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2009/01/19 21:05
室内の雰囲気を自然に写す方法
 室内で撮影する場合、特に夜間の場合はストロボを使うことになります。ただ、ストロボを使うと、自然な感じがなくなってしまうという経験をされた方が多いと思います。原因は2つあります。ひとつは、色あいです。ストロボの光は短波長が多く含まれています。短波長が多いというのは、青い光が多いということです。したがって、写したものも青白くなってしまうのです。下のストロボを使った写真例を見て下さい。ちょっと極端なこと(光源をタングステンランプとして設定)をしてますが、青い写真になってしまいます。 ...続きを見る

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2009/01/13 12:00
夜景を背景にする写し方(スローシンクロ)
 きれいな夜景や夕焼けを背景に写真を写したい場合があります。普通にオートのモードで撮影するとどうなるでしょう。通常、カメラはストロボを焚く場合、ストロボの光が届く範囲を写すという前提でプログラムを組んでいます。夜景の前に立った人物の場合、人物までの距離に応じてストロボの発光量が決まってきます(オートストロボ)ので、背景のことは全くお構いなしです。つまり、夜景は全く写らないわけですから、闇夜に人物が立っている写真になってしまうということです。下の例を見てください。クマのぬいぐるみに露出を合わせて通... ...続きを見る

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2009/01/09 22:00
逆光はストロボを使う
 それでは、実際にストロボの具体的な使い方について書いて行きます。  まず最初は、昼間のストロボの使いかたです。少し不思議な感じがするかもしれません。ストロボはまず夜、暗い所で使うのが基本だとお考えの方が多いと思います。しかし、実は昼間にストロボを使うというのが結構威力を発揮するのです。『逆光』という言葉をお聞きになった方もいらっしゃると思いますが、人物などを撮影する場合に、人物の後ろから光があたっている場合のことです。顔は影になってしまいますので、暗くなります。カメラはオートで写すと、背景の... ...続きを見る

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2009/01/05 14:04
ストロボ撮影と同調スピード
 前回、カメラのシャッターについて書きました。これはこれから書くスロトボ撮影に関係するからです。一眼レフを想定して話を進めます。  まず、ストロボというのは発光は一瞬です。1ミリ秒、つまり1000分の1秒程度です。もし、フォーカルプレーンシャッターがスリット走行という状態でストロボを焚くとどうなるでしょう。当たり前の話ですが、スリットの部分しかカメラには記録できません。つまり、現在売られているカメラでたとえば2000分の一秒というような場合、必ずスリット走行の状態になっていますから、このシャッ... ...続きを見る

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2008/12/30 16:48
カメラのシャッター(ストロボ撮影の説明の前に)
 ストロボ撮影の最初の回で、発光は一瞬であるということを書きました。つまりカメラシャッターというのはあまり関係なくなってしまうのですが、この点を説明する前に、シャッターについてお話しておく必要があります。  カメラのシャッターには大きく分けて2種類あります。ひとつは、一眼レフなどで採用されている、フォーカルプレーンシャッター。もうひとつは、レンズシャッターというものです。  下の図がフォーカルプレーンシャッターの原理図です。カメラのフィルム面やセンサー面の近くに配置されており、焦点面(フォー... ...続きを見る

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2008/12/21 13:36
ストロボ(ガイドナンバー)
 ストロボにはその発光のパワーを示す数値(この表現は正確ではありません)としてガイドナンバーというものがあります。一眼レフや単体のストロボにはかならず明記されております。何のためかというと、ストロボ撮影時の絞りを決める目安に使うためです。 ...続きを見る

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2008/12/16 21:38
ストロボの基本(ガイドナンバーとは)
 前回も触れましたように、ストロボはいつも同じ光源であり、光るのは一瞬で、距離によって光の強さが変化するということでした。  その中でも距離によって光の強さが違うということが、写真撮影に一番影響が出ます。下の図をご覧ください。カメラに取り付けられたストロボから出た光は、放射状に広がって被写体に向かいます。カメラの1メートル先にスクリーンを置いた場合と2メートル先に置いた場合でどういう違いがでるのでしょうか。たとえば、1メートル先では1メートル×1メートルの領域を照明できたとすると、2メートル先... ...続きを見る

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2008/12/14 10:42
ストロボ撮影
 少し趣を変えて、ストロボに関することを書いてみます。  ストロボ撮影は、夜など暗い所で撮影する場合に便利ですが、通常の屋外での撮影と全く違った撮影方法であることを認識しておく必要があります。 ...続きを見る

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2008/12/12 08:35
特定の被写体に露出を合わせる(AEロック)
 被写体全体が暗くて、一部のみが明るいというようなものを写す時、どうすればよいのでしょうか。もっと具体的な例なら、下の写真のようなケースです。照明器具を撮ろうとしたが、ランプの光が強いので、そちらに露出が合ってしまっています。そのため、ランプの背景が暗くなってしまってよく分かりません。  どうしてこうなるかというと、測光の方法に問題があるためです。多くのカメラは、露出を決めるのにたくさんのセンサーを持っていて、画面のいろいろな部分の明るさを見ているのです。そして、写しても画像が飛ばないようにし... ...続きを見る

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2008/12/10 09:44
フルオートモード
 このモードは基本的にすべてカメラ内のコンピュータが勝手に判断して撮影してくれるというモードです。プログラムモードと違うのは、内臓ストロボの発光もカメラが判断するということと、ISO感度、ホワイトバランスなど多くの項目を自動で設定していることです。早い話が、コンパクトデジカメに限りなく近いモードということです。簡単に写せますし、失敗も少ないモードですから、たぶん世の中では一番使われているのではないでしょうか。 ...続きを見る

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2008/12/08 09:42
プログラムモード
 今日は、プログラムモードについての説明です。呼び方は、メーカによって多少の違いがありますが、モード設定ダイヤルなどでは『P』と書かれているモードです。このモードは、カメラ内のコンピュータにプログラムされた通りのシャッタースピード、絞りを自動設定して露出を行うものです。  上の図を見てください。これは、カメラにプログラムされているプログラムモードのシャッター時間と絞りの関係を示したものです。上図の縦軸は絞りの設定値、横軸はシャッタ時間です。赤のEV=10と書いた線がありますが、撮影環境が... ...続きを見る

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2008/12/02 09:39
絞り優先モード
 今回は、絞り優先モードにていて説明します。モード設定ダイヤルでは『A』と書かれています。絞りの英語はAPERTUREですから、その頭文字を取っているのでしょう。シャッター時間よりも絞りの設定を優先するというモードです。基本はシャッター優先と同じで自動露出の一種です。絞りを優先するということはどういうことでしょうか。絞りで絞ってレンズを通る光の量を制限しても、シャッター時間が長くなれば露出としては同じことです。絞りの設定にこだわりたい時に使うモードなのですが、絞りにこだわるというのはどういうこと... ...続きを見る

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2008/11/26 12:00
シャッター優先モード
 今日は、シャッター優先モードという露出モードについて説明します。言葉を正確に表現すると、絞りよりもシャッターの設定を優先した露出を行いますということです。なぜこういうモードがあるかというと、たとえば被写体が動くようなものであった場合でも、写した写真がブレないように写すためです。被写体が動くようなケースで、たとえばフルオートで写したとすると、シャッター時間がどうなったかということがわかりません。本来なら500分の一秒より短いシャッターを切りたいのに、オートでは250分の一秒に設定されてしまう可能... ...続きを見る

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2008/11/24 12:06
いろいろな露出モードの使い方
 一眼レフカメラにはいろいろな露出モードがあります。必要に応じて露出モードを選択して使います。大きく分けて、以下のような露出モードになります。 ...続きを見る

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2008/11/12 11:18
デジタルフォトフレーム
今日はデジタルフォトフレームについてお話してみます。 最近、かなり売れてきているという話を聞きました。実際に使ってみた感想も含めてお話します。 結論から言いますと、写真にこだわりのある人なら、イマイチです。 なぜかというと、液晶が美しくないのです。 写真を見せるというのであれば、もう少し綺麗な液晶を使って欲しいというのが私の感想です。 これは、どこのメーカということに限らず、共通して言えることです。 コントラストが低いということと、視野角が狭いということです。 液晶テレビを見慣れて... ...続きを見る

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2008/11/10 15:26
EV値の数式的な根拠
今日は、前回のEV値の続きです。 以前にも書きましたが、カメラに写すにはその場の明るさに応じたカメラの設定をしなければなりません。 ...続きを見る

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2008/11/05 13:42
露出を数値的に決める方法(EV値)
 今日は、露出の決め方について補足的な話です。以前、天気が晴ならf8、250分の一秒というようなことを書きました。そこが基準で明るさが二分の一になったら、絞りを一段開くというような考えです。 このあたりをもう少し数値的に表せないかということで使われているのがEV値という概念です。  撮影する状況(天気や時間帯など)で適正露出になるEV値というものをあらかじめ決めておき、EV値が決まったら、そのEV値になるように絞りとシャッタースピードを決めるのがEV値の概念です。それも、簡単な足し算とか引き... ...続きを見る

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2008/10/29 09:50
写真の色合いが違ってしまった場合の対処(ホワイトバランスの調整)
 写真を撮ってみたら、実際の雰囲気と随分違った写真になってしまったという経験をお持ちの方は結構多いのではないでしょうか。特に室内で撮った写真が青っぽくなってしまったという場合が多いのではないでしょうか。  これは、実は光源の色の差によって起こる現象なのです。  以前書いたカメラのレンズの役割1でも書きましたが、樹木の写真を撮る場合は、カメラに入ってくる光は、室外なら太陽から発せられた光が樹木で反射ししてきたものなのです。この場合、光源は太陽です。室内であれば、蛍光灯などの照明器具が光源になり... ...続きを見る

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2008/10/18 10:48
広角レンズと望遠レンズのボケ
 広角レンズと望遠レンズでもう一つ大きな違いはボケ方です。  下の写真を見てください。 ...続きを見る

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2008/10/02 13:21
広角レンズと望遠レンズ
 前回の焦点距離の話で、広角レンズと望遠レンズの話をしました。  広角レンズは広い角度の画像を集めて撮像面(センサー)に像を結びます。一方望遠レンズは広角レンズと同じ表現をすれば狭角レンズということになりますから、狭い角度の画像をセンサー面に結びます。ですから、下の図を見ていただいてもわかるように、同じ大きさの被写体が同じ距離離れた位置にあるときに、広角レンズで撮影すると小さく写ってしまいますし、望遠レンズで写せば大きく写るわけです。つまり、望遠レンズは遠くのものを写すのに適しているということ... ...続きを見る

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2008/09/14 10:24
レンズの焦点距離
 以前にも少し触れたことがありますが、焦点距離についてお話します。カメラ(特に一眼レフ)を持ったときに、これは50ミリの標準レンズだとか、200ミリの望遠レンズであるというような言い方をします。この○○ミリというのは、レンズの焦点距離をあらわしています。この焦点距離というのは何かわかり難い表現です。望遠鏡の場合や、双眼鏡の場合はX倍というように倍率で表現しますから、使う側もわかりやすいのですが、なぜかカメラは焦点距離というわけのわからない数値を使っています。カメラ屋さんの自己満足か、光学屋さんの... ...続きを見る

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2008/09/04 14:11
露出のおさらいとマニュアル撮影
 ここまでの話をもう一度まとめておきます。(自然光で撮影時間に余裕のある場合) ...続きを見る

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2008/08/31 12:00
露出計を使う前に
 話が前後してしまいますが、露出計を見る前に、露出計がどの部分の露出をモニターしているのかを見極めておく必要があります。  どういうことかというと、露出計というのは露出量を見ている場所を変えられるようになっているということです。少なくとも一眼レフはそういう構造になっています。見ている場所というのは、視野の中の中心部分とか、全体とかという意味です。最近のカメラは視野の中を多くのブロックに分割して、内部のコンピュータが各領域の露出量を加重平均(場所ごとに重み付けをして平均)して最適露出を求めるよう... ...続きを見る

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2008/08/20 10:12
カメラ内露出計の使い方
 写真を写す(ここでは一眼レフを前提にしています)時の、露出を自分のイメージにあわせるために露出計を使います。露出とは、シャッター時間とセンサー(フィルム)に入ってくる光の強さの掛け算と考えてください。センサーに入ってくる光の強さは、写すもの(被写体)の明るさと、カメラの絞り(光量調節)によって決まります。  露出計は、下図のような格好をしたもので、ファインダー内に表示されているはずです。昔の一眼レフの場合は、機械式のメータが見えていましたが、今はほとんど液晶表示を使っているものが多いと思いま... ...続きを見る

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2008/08/19 09:57
絞り・シャッター時間・ISO感度の代表値
 前回のブログで、絞りの変化の度合いの話をしました。そして、あとは絞りとシャッター時間とISO感度の組合せを決めるだけという話をしました。  でも、この3つの値をどのように最適化すればよいのでしょうか。 ...続きを見る

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2008/08/13 15:39
絞りは1段で2倍の明るさの変化になる
 F値の意味がお分かりいただけたのであれば、あとは簡単です。  もう一度以前のブログに書いたことのおさらいですが、写真を適正に写すには ...続きを見る

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2008/08/11 09:48
カメラの絞りの値(F値)の意味
 絞りの働きについては、だいたいおわかりいただけたのではないでしょうか。ところで、絞りの値(F値とかFナンバーと呼ばれています)の数値はちょっと変な数値が並んでます。一眼レフのレンズの絞りは次のような数値が並んでいます。  1.4→2→2.8→4→5.6→8→11→16→22→32  絞りの定義をおさらいしておきますと     F値=焦点距離÷レンズ直径 でした。レンズ直径というのは、絞りの入ったレンズでは、絞りの径に相当します。絞りを完全に開いた状態では、レンズの仮想的な直径になります... ...続きを見る

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2008/08/05 19:58
カメラレンズの働き6(絞りの数値)
 絞りの設定がどういう影響を及ぼすかということを今までお話してきました。  ところで、一眼レフのカメラレンズの場合、絞りが変えられるようになっていますが、そこに数値が書いてあります。また、レンズを購入する場合、このレンズはF値が2.8であるというような表現がなされてます。また、コンパクトカメラでもF3.0〜F6.2などと表示されております。  このF値について説明します。簡略化した図を下に示します。 ...続きを見る

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2008/08/02 14:29
カメラレンズの働き5(絞りの働き2)
 絞りのもう一つの効果についてお話します。  絞りは、光を調節するという主な役割があるのですが、もう一つ忘れてはならない重要な役目があります。それは、ボケ量を調節するという役割です。下の図を見てください。 ...続きを見る

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2008/07/26 21:29
カメラレンズの働き4(絞りの影はできません)
 絞りは光の量(光量)を調節する目的ですが、センサー上で絞りの影が発生するわけではありません。そのことを下の図で説明します。 ...続きを見る

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2008/07/23 08:58
カメラレンズの働き3(絞りの役割)
 絞りの一番の役割は、光の量の調節であることを前回お話しました。  そして、絞りはほぼ円形の穴で直径が変化するものだともお話しました。そして絞りの大きさを変えても、絞りの影はできないのです。このことを説明する前に下の図を見てください。下の図は人間の目を描いたものです。細かいところは省略してますが、カメラと同じ構成になっていることにお気づきでしょうか。 ...続きを見る

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2008/07/16 09:55
カメラレンズの働き2(カメラレンズの中身)
 カメラレンズの機能を説明する前に、レンズの中がどうなっているかを説明させてください。レンズの中はおおよそ下の絵のようになってます。勿論、レンズの枚数や構成はレンズごとに違います。 ...続きを見る

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2008/07/12 22:25
カメラレンズの働き1(光はなぜレンズで集まるか?)
 今回からカメラレンズの働きについて少しお話します。  その前に、レンズはなぜ光が集まるのでしょうか? 「集まるものだと教わった!それ以上は知らん!話を先に進めろ!」というお叱り声が聞こえてきそうですが、少し我慢してください。きっと我慢しただけのことがあります。無かった人は、普段の行いが悪いのです。  下の図を見てください。 ...続きを見る

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2008/07/10 14:07
カメラレンズの役割3(レンズがなくても写真が撮れる)
 前々回の説明で、レンズが無いと写真が撮れないという話をしました。しかし、実はレンズなしでもレンズに替わる役目を果たすものを使うと写真が取れるのです。  レンズの役目を果たすもの、それがピンホールです。ピンホールカメラとか針穴写真機という名前を聞かれたかたも多いと思います。下の図をごらんになってください。 ...続きを見る

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2008/07/08 17:56
カメラレンズの役割2(レンズが入ると写真が撮れる)
 レンズがないとセンサーには何も写らないことを前回書きました。ではレンズはどういう作用をするのでしょう。レンズは、ある一点から出た光をレンズの反対側の特定の点に再び集める役割を果たします。下の図を見てください。 ...続きを見る

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2008/07/07 13:02
カメラレンズの役割1(レンズ無しでも写真が写るか?)
 カメラのレンズといってもいろいろあります。コンパクトカメラに用いられているのはズームレンズです。広いエリアを写せるモード(広角)から、遠くの比較的狭いエリアを写すモード(望遠)までが連続的に変えられるようになっております。一眼レフのレンズも最近はズームが主流になっているようです。レンズの使い方などもいろいろ書いてみたいと思います。いろいろなレンズの特徴についても今後書いて行こうとともっています。  しばらくは、カメラのレンズにつてい書いてみますが、その前に、レンズは何の役割を担っているかわか... ...続きを見る

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2008/07/06 14:13
デジカメで綺麗に写す方法10(ISO感度を変えるとき)
 ISO感度を低く設定するとノイズの少ない写真が写せることをいままで説明してきました。では、いつでもそのようにすればよいのでしょうか?  答えはNOです。いつでも低感度で写せばよいのであれば、ISO感度を変更する必要もないわけです。感度を高感度に変える必要があるのは、動く物体を撮影する場合、手ぶれをなるべく少なくしたい場合などが考えられます。今まで説明して来ましたように、ISO感度を低く設定すると綺麗に写真が写りますが、一方でシャッター時間が長くなります。シャッター時間が長いということは動いて... ...続きを見る

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2008/07/03 13:47
デジカメで綺麗に写す方法9(ISO感度の設定方法)
 ISO感度の設定方法の説明を行います。デジカメの場合、どのカメラにもメニュー画面があります。その中にISO感度設定(表現は各カメラによって多少違いがあるでしょう)というような項目があります。そのメニューを開いていくと、数字が選択できるようになっているはずです。例えば    AUTO    100    200    400    800   1600  というように並んでいます。数字の値もカメラによって違います。この中で一番少ない数値がそのカメラの持っている基本的なセンサーの感度... ...続きを見る

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2008/07/02 20:04
デジカメで綺麗に写す方法8(シャッター時間が長いと綺麗になる)
 シャッター時間が長くなると、ノイズが少ない綺麗な画像になることを説明しました。この理由を説明します。ノイズというものは不規則に発生します。0.2秒のシャッター時間で発生したノイズを下の図の青い点で表現しました。縦軸はセンサーの出力です。横軸は、たくさん並んだセンサーのエレメントの一部を切り出したものです。1.6秒のシャッターの場合のノイズは、0.2秒のシャッターのノイズを8回分平均したものになります。それが、下の図のピンク色の点です。 ...続きを見る

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2008/06/30 08:59
デジカメで綺麗に写す方法7(低感度で写すとなぜ綺麗になるか)
 デジカメで綺麗に写す方法2で説明した写真をもう一度較べてみましょう。 ...続きを見る

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2008/06/29 20:19
デジカメで綺麗に写す方法6(本当のISO感度)
 前回、ISO感度が変えられるという話をしました。たとえ話として、虫眼鏡で拡大して見るようなことだとも説明しました。実際のところは、増幅ということを行っています。電気の世界では、増幅というのはいとも簡単にできるのです。身近な例では、テレビを見るときに音が小さい時、リモコンを使って音を大きくしますね。あれが増幅です。小さな信号を大きくすることです。電気の世界では、信号の大きさを表現するのにボルトという単位を使います。日本語では電圧のことです。乾電池の電圧は1.5ボルトと表現します。  デジカメの... ...続きを見る

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2008/06/27 17:10
デジカメで綺麗に写す方法5(変わるISO感度)
 デジカメの感度がIS050〜400などと変わるということでした。じゃあ、先の例でいくと、コップの直径が変わるのかという疑問がわいてきます。そもそも、フィルムの時だって、フィルムの感度は買った時に決まっていて、変えられるなんてことはありませんでした。ISO100のフルムはどう使ったってISO100のままでした。  ところが、デジカメの感度は見かけ上変えられるのです! この見かけ上というところが曲者です。どういうことかと言うと、デジカメというのはもともと電子カメラです。つまり、全て電気信号の処理... ...続きを見る

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2008/06/26 08:29
デジカメで綺麗に写す方法4(ISO感度とはなんぞや)
 デジタルカメラのセンサーは光の量で画像の明るさが変わるという話をしました。フィルムカメラと基本的に同じということです。  もう少し判り易いたとえでお話します。水道の蛇口をひねって、コップに水を溜める場合を考えます。目的はコップに溜めた水の高さを目標の高さにすることだと理解してください。デジカメ写真の明るさが、このコップの水の高さという理解です。前回の話で@センサーに入ってくる光の強さが蛇口のひねり具合です。目一杯蛇口を開いているというのが、強い光が入ってきているということです。Aのシャッター... ...続きを見る

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2008/06/24 09:27
デジカメで綺麗に写す方法3
 デジカメで写真を綺麗に写すために、ISO感度というのが関係しているということを前回書いたわけです。  このISO感度というのは、昔のフィルム写真(まだ残っている)のフィルムに書いてあるISO100とかISO400とか書いてある感度と同じようなもの。感覚的に、感度の高いフィルムを使うと、暗いところでも良く写るということはなんとなくわかる。それと同じようなものがデジカメにもあるわけです。ところが、デジカメにはフィルムが無い。では、何の感度かというと、デジカメの中のセンサー(撮像素子)の感度です。... ...続きを見る

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2008/06/23 10:24
デジカメで綺麗に写す方法2
 カメラの感度が写真の美しさに関係するという話をしました。  比較のために、下の写真を見てください。前回の写真と比較してください。 ...続きを見る

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2008/06/22 10:03
デジカメで綺麗に写す方法1
 デジカメの写真を良く見る機会があります。そして、その中に下の写真のような画像が良く含まれています。 ...続きを見る

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2008/06/21 20:25
古い写真のデジタル化と原画像の保存
 写真のデジタル化を行って、データをお納めする時に、補正を行ってない画像を一緒に付けるようにしております。これは、フォトセピアを開業してから続けていることです。その理由をご説明します。  それは、写真の修復技術が今後さらに進歩する可能性があるためです。フォトセピアのデジタル化では、簡易補正と言って、色あせ補正とボケ補正を行った画像をお納めしてます。しかし、この補正は必ずしも完璧ではありません。特に、古いカラー写真、特に1985年以前のカラー写真では、色あせ補正を行っても思ったほど改善しないもの... ...続きを見る

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2008/05/31 10:14
写真の保存方法について
 写真を保存方法について、明確な指針はなかなか見当たらない。一般的に言われているのは、   @高温・高湿をさける。   A紫外線が当たらないようにする。   B害虫が入らないようにする。   C化学物質にさらされないようにする。  以上ごく当たり前のことである。今のアルバムは透明のシートでカバーしてある。したがって物理的な損傷を受けることは少ない。しかし、劣化は確実に進行してしまう。現実に透明カバーに覆われていた写真も激しく退色しているものが多い。要は、写真の歴史そのものが浅く、本当に... ...続きを見る

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2008/02/28 10:30
デジタル化とプリントサイズ
 デジタル化したデータのプリントに関するご質問をよくいただきます。  特にサイズについての質問が多くよせられております。プリントしたときに全部がプリントされないのではとか、大きさがどうなるのかというような質問です。  先ずこれだけは申し上げておきたいのは、デジタル化したものにサイズという考えはないということです。デジタル化した画像は縦○○○画素、横×××画素という二次元のデータであって、大きさという考えはデジタル化した瞬間に無くなっているのです。  一例として、縦3000画素、横4000画... ...続きを見る

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2007/12/26 21:58
デジタル一眼レフの楽しみ方
 デジタル一眼レフが売れているようですが、コンパクトカメラと同じで、結構オートモードで写しておられる方が多いのではないでしょうか。  確かにシャッタを押すだけですから、こんな楽なものはありません。でもせっかく一眼レフを持ったのであれば、マニュアルモードをぜひ試してください。  オートモードというのは、何も設定しなくても全て写真機が勝手にやってくれるものですが、その中でも、絞り優先とか、シャッタ優先などいくつかに分かれています。例えばシャッタ優先なら、シャッタ時間を指定して、絞りはカメラにお任... ...続きを見る

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2007/12/18 10:09
スキャナー選定方法9(ホコリ除去機能の性能)
写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/10/16 14:27
スキャナー選定方法8(デジタルICEの性能)
写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。   ここで再び反射型のスキャナーの話に戻ります。少し前のスキャナー選定方法5の続きです。 以前、反射型のスキャナー(フラットベッドスキャナー)にもデジタルICEの機能が入っているものがあるという話をしました。フィルムスキャンにおいては、非常に強力な武器ですが、プリントのスキャンではどうでしょうか。  そこで比較実験をしてみました。真っ黒なプリント写真を用意して、故意にゴミを付けて実験しました。 ...続きを見る

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2007/10/08 16:00
スキャナー選定方法7
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/10/03 10:53
スキャナー選定方法6(フィルムスキャン)
写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/09/26 12:10
スキャナー選定方法5(ゴミ・ホコリ除去機能その2)
07/04/26 プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/04/26 22:16
スキャナー選定方法4(ゴミ・ホコリ除去機能)
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/04/19 14:50
スキャナー選定方法3
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/04/14 01:07
スキャナー選定方法2
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/04/11 16:26
スキャナー選定方法1
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/04/10 21:35
写真のシャープさの補正
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2007/03/29 21:44
写真のデジタル化と修正
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/11/11 10:01
デジカメで撮った写真のデジタル化
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/10/08 16:55
写真をデジタル化すると、汚れた画像になってしまうことがあるのか?
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/07/28 16:23
写真の整理方法(写真以外の小物の整理)
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/07/18 11:09
パソコンモニター(ディスプレイ)の色調整
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/07/03 13:44
JPEG画像の圧縮による劣化(3)
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/05/18 10:49
JPEG画像の圧縮による劣化(2)
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/05/15 10:07
JPEG画像の圧縮による劣化(1)
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/05/14 18:04
デジタル化したデータは再プリント可能か?
プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 ...続きを見る

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2006/04/18 11:50

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